このレビューはネタバレを含みます
喧嘩ばかりの生活を変えようと、別居する事になったカップルの話。
監督はフランスの恋愛映画の巨匠エリック・ロメール。
自分の容姿に絶対的な自信を持つような女性は嫌いだし、世間的にも嫌われる傾向にある…
若き女優と画面の色や美術品と台詞から。都会と田舎を行き来する女の凡庸な恋愛物語に訪れる劇的でないがゆえに不可思議な夜。何故か神秘な狂いの静かなひととき。可愛いも今日ばかりは辛辣で切ない退場の姿。愛情…
>>続きを読む2016.5.24 @ ロメールと女たち
若く個性的な女性に魅了され、彼女の気分に振り回される大人たちの下心を痛々しく描くのかと思いきや意外な展開。
特別美人ではない彼女の魅力が随所で上手く描かれ…
サスペンスと聞いてたけどサスペンスではなかった。
気取った感じがなく、寧ろいやらしさ、嫌悪感にも近いものを醸し出している瞬間があるのがすごい。
それぞれの役者が個性的で、ドキュメンタリーチックと…
喜劇と格言劇 4作目
初ロメール。
パスカルオジェ、生きていたら素晴らしい女優だった…思い描くフランス女優よりさらに個性を持った女優。
初めに格言みたいなものを入れて、どんどん話に入っていく。そ…
2016/05/25
@角川シネマ有楽町。(特に若い)女性の恋愛模様を描き続けたとされるエリック・ロメールだが、少なくとも『満月の夜』のロメールの視線はヒロインに対して意外なほど辛辣だ。
彼女は彼女…
陰鬱で切ない。悲しませた恋人を喜ばせようと思ったら自分が既に無用のものになっている、この切なさったらない。
夜のカフェが素敵、コーヒーとヴィシー水を頼める朝までやってるカフェに行きたいよ。
ラストの…