このレビューはネタバレを含みます
死を知らなければ生きているのと同じで、でもそれって生きている側のエゴだよね
死を見届けること、認めることで、死んだ人は生きていられるというメッセージは、3.11とか関係なく普遍的に響く
カネコア…
自ら廻ることを止めたオルゴールはただ、錆びるのを待つだけ。
秘密の暗号のように、それぞれにそれぞれのひっそりとした日常があって、自分のことでいっぱいのわたしたちは、その断片にすら見向きもしない。
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水風船でのキャッチボール=太郎さんのやさしさ
のようなものをつよく感じた
カネコアヤノの曲がながれたとたん、家から飛び出た少女たちの円になって走るところ、スカートたちが綺麗に揺れて永遠に見ていたい…
「帰らない人を待ち続けるのは辛いから」
長い間何かを待ち続けると、自分が待っているのか待っていないのか、これは待つという呪いにかけられているだけなのか、呪いにかかっている気になっているだけなのか、…
おくる前に消えてしまったものの方が、きっと多いのだろう。わたしの独り言は何一つ残っていないけれど、あなたに宛てた言葉はいつも、この人生に大きな影響を与えてきたように思う。だからなのかもしれない。わた…
>>続きを読む変な映画だと思うよ。公園にある謎の白いふわふわした物体とかね。でも、今泉監督らしさに溢れていて好きだなぁ。
とりとめのない会話の連続や、複雑に絡み合う人間模様。それでいて何処か空虚で空っぽで、ヘンテ…
映画撮ってます感があるけどそれが不快じゃなくて、たまに心地いいし、にやって笑える。
ぎこちない間の取り方が、前に観たサッドティーぽいと思ったらサッドティーの監督だった。
物語の内容は残らなかったし…