ニーゼと光のアトリエの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 7ページ目

『ニーゼと光のアトリエ』に投稿された感想・評価

精神病患者に対してロボトミー手術を始めとした暴力的治療を行っていた時代に
現代の精神科における作業療法の基盤を作った女性のお話
色々考えさせられたな

どこかで聴いた無名の芸人の言葉を思い出した
「…

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はじめは汚れきっていた作業部屋をきれいに掃除して外の光が射しこむと、呼応するようにたくさんの命があふれんばかりの光を放つ。
みんな心の中に扉があって、扉を開けたその先へ行こうとする心の叫びがたくさん…

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バニラ

バニラの感想・評価

3.1

精神を病んでいる患者に対しショック療法を当たり前に行なっていた時代、患者の為となる心の治療に挑んだ精神科医ニーゼの苦闘を描く。
ロボトミー手術や電気ショック療法は治療ではなく拷問だ、脳の一部を壊して…

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おてつ

おてつの感想・評価

3.5

ロボトミー手術やショック療法が精神病者に強行される時代に自然療法の在り方を説いた女性・ニーゼの苦闘を描いた作品。
“わたしの武器は筆” 芸術で科学と暴力に塗れた権力に打ち勝つ。描くことで、解放される…

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ロボトミー手術や電気ショックなどの治療が良しとされた精神医療の時代に「絵を描く」ことから始めた医師のノンフィクション映画。「私たちは観察することから始まるの」というセリフが今の仕事と強く繋がる部分が…

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ミク

ミクの感想・評価

4.1

前半では感じられなかった「生気」が、ニーゼの芸術療法によって後半では取り戻されている。モノクロだった世界に色がついたようだった。

当時、精神的な病はロボトミー手術やショック療法でしか治せないとされ…

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Shiori

Shioriの感想・評価

4.0


ショック療法などで患者さんをひどく扱うことが普通とされているような中で、批判や治療の邪魔をされながらも自分の信念を貫いて患者の感性や心を癒そうと芸術に触れさせる治療を続けたニーゼの行動にじーんと来…

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A

Aの感想・評価

4.3
非人道的な抑圧を治療と謳えるほど精神の健常さを重視するくせに、目を向けないのは何でだろう
精神病患者は所詮“イカれ野郎”?
理解しようとしない人から見たらそうでしかないのかもしれないな
AYM

AYMの感想・評価

3.0

えぇ、これ実話だったんだ…すごいな…
ロボトミー手術が正しいこととされてた時代に芸術療法に挑戦するって、かなり勇気と根気が必要だったはず。
何事に関しても先駆者って今ある常識を疑い、新たなものを生み…

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Saaaaa

Saaaaaの感想・評価

4.6

芸術療法の可能性についてより興味が深まった。

私が現在、大学で音楽療法を学んでいて、同じように芸術を用いた療法としてこの映画を見た。

冒頭、華やかなクラシックが流れている最中での荒々しい映像に頭…

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