若きホウ・シャオシェンが若すぎる。途中過去の恋人とのエピソードが『ヤンヤン夏の思い出』を彷彿させる。他のヤン監督作に比べるとちょっと静かすぎるかな。富士フイルムのネオンやビルの窓ガラスなどモダンな画…
>>続きを読む第17回東京フィルメックス
初見、掛け値なしの傑作。
エドワード・ヤン作品に共通するショット毎の「これしかない」的な的確感、奥に人がいるのに映さないエンプティショットの冴え、屋内の白白とした無機…
時代と添い寝する
監督ならではの一作
正直、今観ると退屈な映画ではあるのだけれども、自分が生きてきた台北を同時代的に映画として記録し続けてきたエドワード・ヤンが80年代中盤を記録している、という…
やたら感動してしまった。冒頭の新居から最後のオフィスまで、室内を捉えたショットに一分の隙も無し。
光源が低い位置にある事で生まれる、「恐怖分子」に通ずる室内の不穏な空気。例えば野球中継を放映するテレ…
過去にこだわる男と、未来を選ぶ女。
幼馴染の2人の男女がぶつかり、ビルの群れの中で不安に揺れる。
まさしく楊德昌な画の美しさは随所にあり、侯孝賢演じる若者の荒々しさが眩しく、都市とネオンサインの温か…
東京フィルメックスにて。
冒頭では2人とも何となく仕事もプライベートもうまくいってる感じだったけど、実はお互いに異性の影がちらついており、またお金の問題も…。
若かりし日の侯孝賢監督が主役を務め…
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