アジンもアリョンもどっちもリアルな人間味が出ていて、現実と重ね合わせて哀しくなった。
私はバッドエンドは好きじゃないんだけど、この終わり方はなんとも言えないけど嫌いではなかった。
最期のシーンでビ…
85年の作品とは思えない色褪せなさ
ジェンダーの観点からも興味深くて今も全然変わってないことたくさんあるなあとなった
サングラスとかメガネがキーになってる気がしたけどわからずじまい、
あと建物と…
ずっとふわふわしてた。人がいない空間って怖いな。冒頭に少し出る窓のシーンは『恐怖分子』思い出したし、誰も乗らず閉まるエレベーターは閉塞感を表してるようで。前を向くアジンと過去にとらわれたままでいるア…
>>続きを読む家族とは何なのか。
それは豚レバー麺を2杯食べることなのか。
あの建築家は2杯食べられなかったのか。
「ビールでもどう?」
彼はいつも同じ文句で誘う。次第に離婚をちらつかせ始める。
こちらが困った…
ストーリーテリングの洗練度がすごい。めちゃくちゃアブストラクトなのに2時間が全く長く感じない。ディテールに語らせる力が冴え渡っている。
かなり前に見た記憶で何となくラブストーリーだった気がしていたが…
朝帰りの仕事明けにこの映画を観て、衝撃。なんでしょう。
もちろん評判の良い映画だから、僕までたどり着くのですが、台湾映画は本当に台北の夜市で食べまくったような満足感。そして、最後は寂しい。。。エドワ…
このレビューはネタバレを含みます
感情が大人すぎてまだ分かんない部分がありまくりました。なんか全体的に噛み合ってなさすぎて良く付き合ってんな〜って感じでした。アリョンのお人好しといいなんか終始感情移入しながら観てました。終わり方嫌で…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
終始暗くて陰鬱で、面白いと断言することは難しいけど不思議な魅力を持っている佳作だと思う。
変わりゆく台北の中で過去に囚われている男と前に進もうとする女が描かれているが、前半が鬱屈としすぎていて観てい…
楊徳昌(エドワード・ヤン)の長編第2作。ヤンの作品には何か殺気が漂っている。例えばアリョン(候孝賢)が突然、店で暴発して殴り出す場面、この場面はその直前の便所の場面が決定的だと思う。ヤンの作品では便…
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