初エドワードヤン作品
まさに影と光の映像作品って感じ。
台湾の夜のシーンが多く、外シーンでの街灯やヘッドライトの使い方がおしゃれ。
部屋のシーンでも電気を消したりつけたりとか小物の証明をつけるのが一…
エドワード・ヤンの映画に映される別れは、決まってエレベーターを隔てて行われる。彼にとって他者との関係性は、開いたり閉じたりするエレベーターのようなものなのかもしれない。ドアノブの付いた扉ではダメだ。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
#1 2019/1/5 アップリンク吉祥寺
#2 2023/8/21 DVDで再鑑賞。
繊細で等身大の物語でありながら、台湾の国全体の置かれた状況や背負う歴史も示すようであり、美…
前期エドワード・ヤンといえば影の演出。特に室内の撮影は言わずもがなすごい。あの年でもう若くないと悟らされ、何もかも思うようにいかない二人の物悲しさ。呼び止められないタクシーや誰も乗らないエレベーター…
>>続きを読む闇の手触りが光の色にぬめりを与える、エドワード・ヤン監督作にしかない映像世界の横溢と氾濫。主演を張る巨匠侯孝賢の放つ穏やかな覇気が、'80年代台湾映画に渦巻く熱気を輪郭づける。
走り抜けるバイクが…
侯孝賢演技うま!
台北への個人的な思い入れも相俟ってものすごく切ない気持ちにさせられる。完全に身勝手なこと言うと、ノーヘルとタバコの時代、そしてスマホない時代は絵になる…
言うまでもなく、細かい演出…
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