サーミの血に投稿された感想・評価 - 207ページ目

『サーミの血』に投稿された感想・評価

サーミ人として人種差別を受けても自分の意志を貫く姿勢。どんな時代や国でも凛として生きる女性は素敵。北欧、スウェーデンの自然も美しかったです。
chishiru

chishiruの感想・評価

3.5

共感性羞恥、という言葉が一時期話題になりましたが。いたたまれなくなるような場面が多く、自分にとっては少し苦しい鑑賞体験でした。

敢えて説明を省いているところが多い映画なので、語られなかった部分につ…

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このレビューはネタバレを含みます

1930年代のスウェーデンで、ラップランドに生きるサーミ人が人種差別に合ってた頃の、サーミ人の女の子が故郷を捨ててスウェーデン人として生きる物語。

何が正しいかなんてわからけど、自由に生きられます…

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民族衣装を着ているから、民族が違うから差別を受ける。でも、同じ国に住んでいるスウェーデン人と何が違うのか。洋服着たら分からないじゃん、と思う。また、少女1人が抗っても、色眼鏡を変えることができないこ…

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Zhenji

Zhenjiの感想・評価

4.0

ただ、ただ、本物だけが持つ絵の力と説得力に圧倒される。北欧にもこんな黒歴史があったのかと驚かさせる。
優勢思想とはいかにも恐ろしいものだが、最近の世界的潮流を考えると割と身近な問題として至る所に存在…

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出自の差別に苦しみ、故郷や家族を捨て「自由」に生きることを選んだひとりの少女。かわいらしい民族衣装を脱ぎ捨て忍び込んだパーティでのロマンス、あの一夜が彼女の人生の分岐点になったことは間違いないし、そ…

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千葉劇場にて。面白い。


1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族サーミ人は差別的な扱いを受けていた。主人公エレ・マリャは妹と共にサーミ語を禁じられた寄宿学校に通う。差別的日常…

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トモミ

トモミの感想・評価

3.8

ラップランドの大自然に点々と映る色鮮やかな民族衣裳と、主人公の力強い横顔がとても美しい映画。
差別を受けない世界を求めて、故郷や家族、名前の全てを手放した少女が晩年を迎え、大地を眺めて思った事は、決…

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2017新宿武蔵野館
服は脱げても流れる血は変えられないという。耳の傷跡が象徴的
RikaAbe

RikaAbeの感想・評価

3.5

スウェーデンに住む伝統的な暮らしを維持するサーミ族、その中で一人の少女は外の世界、文明の発達した世界を夢見る。自分の居場所はどこか、生まれ落ちた地か、それとも夢見る外の世界か。そんな少女の葛藤と苦悩…

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