サーミ人に対しての差別を描いた作品でスカンジナビア半島のラップランドに住むサーミの人々はトナカイの放牧を生活の糧にしているが教育も満足のいく教育が受けることも出来ない、主人公のエレ・マリャも進学を希…
>>続きを読むこの映画を観るまで恥ずかしながらサーミ人の事をまったく知らなかった。いつの世も、どこにでもある差別という人間の暴力性。自分の種を正当化し、他を排除し優位に立とうとする人間の普遍性、コミュニティという…
>>続きを読む1930年代.スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族.サーミ人は差別的な扱いを受けていました。
サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績も良く進学を望みましたが.教師は…
少数民族に興味があり、以前から観たかった作品でした。思っていた以上に色々なテーマ(社会問題、差別、家族の問題など)が盛り込まれていて、少し重い気持ちになりました。
人として扱われる、とはなんなのか……
今年300本目。
大切な人が薦めていた作品。
もう「部族差別」というより「人間差別」だ。
日本でもまだまだ部落差別が行われている時代に遠い北欧の出来事も人ごとではない。
みんな見て見ぬフリ。
守…
酷い差別描写と無鉄砲な少女の行動に胸を打たれた、が、サーミのおかれてる状況は判るし酷い扱いを受けての逃避行動も納得できるものの、どういう意図で近代化しないのかって部分が描かれないからやや話を飲み込み…
>>続きを読む自分を棄てて生きたいという強い願い
血の温もりを感じる前に
血の匂いを嗅がせないように拒む
もちろん相手は嗅ぎとって拒む
母も妹も切り捨てて何を掴めたのか?
老いて故郷の風に吹かれ
赦しをこうまで…
(C)Sophia Olsson