第一次大戦の引き金となったオーストリア皇太子夫妻暗殺から100周年の日、事件が起こったサラエヴォにあるホテル・ヨーロッパを舞台とした群像劇。
演説の練習をするVIP、ホテルの資金繰りに悩む支配人、ス…
新宿シネマカリテにて。渋い欧州映画ゆえ観客10名弱と閑散。予備知識として第一次世界大戦の引き金となったサラエボ事件はもちろん、ボスニア・ヘルツェゴビナについての複雑な歴史的背景が解らないと辛いだろう…
>>続きを読む第一次世界大戦のきっかけとなったサラエヴォ事件から、100年の記念式典を行うための準備に追われている〝ホテル・ヨーロッパ〟が舞台で描かれる、ダニス・タノヴィッチ監督作のサスペンス作。様々な人物が描か…
>>続きを読む第一次世界大戦の引き金となった1914年のサラエヴォ事件から100年の節目のタイミングで上演された戯曲『ホテル・ヨーロッパ』を原案として作られた作品。歴史的背景の理解が中途半端なまま観てたから理解で…
>>続きを読むある男女の言い合い、そして国家を二分する紛争、そう、これはどちらも正義なのだ。
なぜ戦争は起きるのか、どちらの立ち位置も公平に見なければならい。
ホテルのストライキと経営者も同じ。
どちらも間…
1914年オーストリア皇太子夫妻暗殺から100年。ボスニアのサラエヴォでは記念式典が開かれることになっており、ホテルはVIPらの宿泊で大わらわ。そんななか、フロント係のラミヤは従業員のスト騒動に巻き…
>>続きを読むサラエヴォのホテル・ヨーロッパを舞台に交錯する過去と現代、風刺と怒り。
ロビーから客室、リネン室、厨房と、縫うように動くカメラが映す、ホテルの緊迫した一日は、ヨーロッパの現状を見るようで、面白いけど…
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