ターシャ・テューダー 静かな水の物語の作品情報・感想・評価 - 22ページ目

「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」に投稿された感想・評価

fumika

fumikaの感想・評価

2.5
まるで絵本に出てくるような、花いっぱいに囲まれた昔ながらのお家に住む絵本作家ターシャ・テューダーのお話。

家の内装が素敵で興奮してしまう。お花に花瓶、暖炉、長年使われて味のある錆が目立つ鍋類、お人形、ティーカップ…全部全部素敵。ターシャの生き方そのものがお家に息づいているのだと観て思わずにはいられないです。

流行に流されず自分の信念を貫いた彼女の生き方は眩しいくらいに鮮やか。彼女以上にここまで自然を愛し逆らわないように丁寧に暮らしている人はそうそういないんじゃないかな。スティルウォーター教。水のように穏やかで静かな暮らし。

現代日本の喧騒の酷さでは決して真似できないなぁ…とは言いつつ、彼女の生き方は日本古来の文化を見直す最近の動きと同じですね。彼女はそれを幼い頃からずーっと亡くなるまで大切にしてきたということでしょう。

忙しすぎて心が苦しくなったら、ちょっと立ち止まって思い出してみようと思える作品です。
わい

わいの感想・評価

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2017年61本目

予告で観た庭が日の光を浴びてとても綺麗だったので
見たのだけど、まぁターシャの生活がうらやましいというか。
でも実際に自分にはほとんど何も作れないなぁと。

庭だけじゃなくて、生活そのものが本当に手作りで
アーミッシュに憧れてたそうだから、筋金入りかと思われるけど
全然悲壮感とか、無理してる感じがない。
でも「辛抱」が必要だと、何度も言ってたなぁ。

心地よくて眠くなったりしたけど(笑)退屈ってことではなく。
庭の花を摘んで作った花束、それをさしたカップ、
色とりどりで本当可愛らしくて、欲しい!って思ったくらい。
その花にあたる日の光も鮮やかで・・
蝋燭やアップルジュースを作る過程や、クリスマスの準備
自分とは別世界ではある。
あと、ターシャが手作りした人形たち(当然服も)を撮った写真も、
ジオラマやミニチュアが好きな自分にはツボで・・

息子さんが手作りした家、そしてあの庭、、
一度訪れてみたいものだけど。。
チェ

チェの感想・評価

4.2
強さとユーモアと狂気に満ち溢れたターシャの強靭な暮らしっぷりに脱帽!映し出される美しい庭とターシャのエッヂの効いたジョークに心の底から震えた。これを「理想のスローライフ」とうっとり憧れてるお金持ちのマダム達の頭をコンクリで殴ってやりたい…な…。
「少しの狂気が 新しい色を見せる 明日は誰にもわからない  だから夢追い人が必要」と、ララランドでミアが歌ってましたが、どんなジャンルでありトップを走っている人はみな狂人なんだな~としみじみと。
とにかく素晴らしかった。
kuymo

kuymoの感想・評価

4.5
二度目のミニシアターでの鑑賞。
ターシャテューダーについては全く知らず、ただチラシがとても綺麗で見に行きました。
庭の美しさと家の装飾の良さは正直想像以上です。音楽も素晴らしく、最後に日本の方が撮った映画だと知りました。
絵本作家ターシャ・テューダーのドキュメンタリー。本作は、NHKで4回に渡って放映された番組に追加撮影された映像を加えた、いわば完全版。さすがNHK製作のドキュメンタリーは見応えがあり、先月鑑賞した「海は燃えている」と比べると非常に見やすいです。本人による絵本の紹介、天上の一幕の絵のように美しいガーデニング、絵のコーギー犬が動き出すアニメーションと目に飽きさせない画面作りで楽しませてくれます。91歳で、土いじりや草むしりも楽しげにこなしていて、まさに「好きこそ物の上手なれ」を体現しているターシャ。僕も、花や植物は結構好きで、桜は今年は4度、梅田にあるうめきたガーデンでは、チューリップを見てきました。これを見ていて、日本映画の「リトル・フォレスト」を思い出しました。東北の小村を舞台に橋本愛が、自給自足で収穫・料理を作るシンプルな映画。このターシャ・テューダーが気に入った方にはぜひオススメしたい作品です。
2番目の主役メギーが可愛い!
色んな所で登場します。
いつもターシャに寄り添ったりお散歩したり幸せそうです。
ちょっとぽっちゃりなのは幸せ太り?
それもご愛嬌。
ターシャの生活と広大な素敵な庭を季節を通して見せてくれます。
どの季節もそれぞれ異なりそれを全て楽しんで生活するターシャ。
お孫さん達がターシャの手助けをしながら、ロウソクの作り方や料理、ターシャ教を学びます。
これからも代々受け継いで欲しいな。
クリスマスを90歳超えても待ち遠しく楽しむターシャがとても羨ましかったです。
感謝祭のターキーも美味しそうでした😋
lmeooow

lmeooowの感想・評価

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欲しいものは全て手に入れてきた

なんて贅沢で、なんて謙虚なその言葉

そしてある意味でなんとロックな人か
natsu

natsuの感想・評価

3.5
テレビで度々やっているドキュメンタリーを見ていたので、正直映画館でなくても…と思いつつも、癒しを求めて鑑賞!ナレーションによる解説がないので、静かに、ゆったりと見れてよかったです。
ターシャは本当に前向きで、今をとっても楽しんでいる。92年も生きたのに「人生短いんだから楽しまなくちゃ」と口グセのように言う姿勢がステキ。生い立ちや背景を知ると、凹んだり落ち込むことも沢山あっただろうに、そんなのは微塵もみせず、そして本当に楽しそう!下を向くのはもったいない、毎日楽しもうって改めて思わせてくれた作品でした。
けっこう前からターシャのファンで、彼女の写真集や絵本を持っている身としては、美しい天国のようなターシャの庭を大きなスクリーンで観ることができて嬉しかったです。
花束がそのまま地面から生えてきたようなチューリップの群れ!風に揺れる芍薬、野原一面の真っ白なデイジー。
雑草と言われるような花も大切に種から育てる。
昼下がり、花が咲き誇る庭を見て「今日も素晴らしい1日ね」と呟くターシャ。

「人生フルーツ」をイメージして観に行ったのですが、ちょっと雰囲気は違いました。
ターシャはもう全てを達観しているというか…神様のようで…。
例え苦しい道のりでもフットワーク軽く生活し、周りを見つめ続ける。忍耐の中にも楽しさを見出して、欲しいもの全てを手に入れてきた神々しさに、ただただ敬意を抱く、といった感じでした。

私もいつか庭を持ったら、芍薬とポピーとチューリップを植えよう。

メモ:有楽町の角川シネマは前のブロックでも最後列なら見やすい。
素敵な作品でした。
人は皆不満や欲望がありすぎる、もっと目に見える幸せを感じたほうがいい、と思いましたね。