ターシャ・テューダー 静かな水の物語の作品情報・感想・評価 - 20ページ目

「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」に投稿された感想・評価

ひらが

ひらがの感想・評価

4.0
自分の生きたい様に、流行りに乗らず流されず、素直に自らの理想を貫いた人なんだなぁと。そんな生き方が出来ればどんなにいいかと思う。でも実際には出来ないのが人間の性。
欠点だとか、問題なのよね、とかマイナスな言葉を発する事もあるターシャなんだけど、その何れもがポジティブな印象を受ける。
彼女の暮らした家も庭の風景も家族も全てが素晴らしく綺麗で皆が生き生きとしる。
身につけてる衣類もコーギー犬もとても可愛くて。
92歳で生涯を終えるターシャの生き様を見てきたが決して世代を問うものではない。
若い世代が見れば価値観が変わるかもしれないし、お年寄り世代か見れば積極的になれる何かに出会うかもしれない。
館内満席で年齢層も高くて1人浮いてしまってる感じだったけど。自分は恥ずかしながらターシャを知らなかったんだけど皆さんご存知で観に来てたんだろうな。
これは日本映画なんですね。
好きなものに囲まれて92歳の生涯を終えたターシャ。
彼女のように生きれれば、と思う。でも自分にはムリ。
彼女のように、不器用だが一途な生き方に徹しきれない。

ターシャの家と庭が心地良過ぎて眠ってしまいました 笑

ひとつの映画作品として見た場合、少しほのぼのし過ぎの感が・・・
TV編集版だから?
mimizuku

mimizukuの感想・評価

4.0
角川シネマ有楽町にて鑑賞

「人生は短いんだから不幸になっている暇はない」
華やかな庭の中で生活していた絵本作家ターシャ・テューターさんの言葉です。
私の人生はずっと幸せだったとも語っています。
この言葉だけを聞くと何不自由のない生活をしてきたように思えますが、
彼女の人生は忍耐の連続だったようです。
行動に移すことを大切にしていた彼女だからこそ、諦めないことが良い結果を産むことが分かっているのでしょうね

人生は短いという言葉を91歳の方が言うのです。
私もそのような言葉を言えるような人生を歩んでいきたいものです。
undo

undoの感想・評価

4.0
達人の庭に、静かに静かに花が咲く。

アメリカの絵本作家、ターシャ・テューダーの歩みと、スローライフを貫いた彼女の人生を振り返るドキュメンタリー。

主役のターシャをはじめ、登場人物は彼女の家族や友人などで、全員アメリカ人。舞台もバーモント州にある彼女の自宅。
しかし、本作はなんと角川映画。監督も日本人。
エンドロール見るまで気づかなかったよ。

本作では、彼女のとても魅力的なライフスタイルと生涯が紹介される。
一言でいうと「スローライフ」という言葉から連想する、心豊かな生活の真髄を実践していた方、という印象。

本作撮影時に91歳の誕生日を迎えた彼女は、1915年生まれ。イングリッド・バーグマンやフランク・シナトラなんかと同い年。
第一次世界大戦の戦火が拡大し、日本軍は中国への干渉を進めている時期。

大都市ボストンに生まれた彼女は、写実的な肖像画家であった母親から絵の才能を、設計技師であった父親から手先の器用さや創造性を見事に受け継いだ。
母親は、愛らしい容姿の持ち主でもあった彼女を、華やかな社交界にデビューさせたかったが、彼女が選んだのは、農場で牛を飼い、好きな絵を描いて過ごすような生活だった。
両親の離婚も契機となり、彼女は、母親の知人宅で実際にそういう生活を始めることになる。その時、なんと9歳。
彼女の、自然を愛し、絵を愛し、足りないものは自分で作る、優しくも力強い、生命力に満ち溢れた生活はこの時から始まることになる。

ここでは省略するけど、彼女の生涯について絵本や彼女の創作物(いろんなモノを自分で作る)を通して知ることができる。

彼女が終の住処として選んだバーモント州の自宅には、素敵な庭がある。
色とりどりの草花が咲き乱れ、世界中のガーデナーからも注目を集めたこの庭は、荒れ地に彼女が種をまき、約30年をかけて1人で愛情を注いで作り上げたものだ。
自分の作りたい、さまざまな物を作ってきた彼女の集大成ともいえるもので、本作の大きな見どころといえるだろう。

そして本作は、コーギー犬映画でもある。
彼女の絵本の代表作『コーギービル』シリーズに多数登場するように、彼女はコーギー犬が大好き(同時に13頭飼っていたこともあるとか)で、本作にも彼女が飼っているコーギー犬が画面狭しと映りまくる。めんこい。

客観的にみると、彼女は苦労していたように思える。絵本を書いて、あまり働かない夫と、4人の子供たちを養い、育てながら農作業もしていた。しかし、彼女はすべてが幸せだったと語る。
当時はキツかったけど、後から振り返れば幸せ。というのではなく、当時も楽しかったのだという。

そう、彼女の偉大さは常にポジティブであり続けたことだと思う。
現代に生きる私たちは、お金のかかった、凝った娯楽を楽しんで、満足することも多い。
その満足度と、そういうものがない時代に、鳥の鳴き声を聞いたり、美しい自然の風景を見て楽しんだりしていた人たちとのそれに差はないのかもしれない。

人生の達人というフレーズには、多少使い古された感はあるけれど、全てをポジティブにとらえ、幸せの内にその生涯を終えた、ターシャ・テューダーにこそ、その称号を送りたい。
 鈴木ゆかりプロデューサーと松谷光絵監督の10年間にわたる取材の集大成ともいうべき作品。ターシャ・テューダーという見るからに素敵なおばあちゃんについては、アイコニックなイメージしか知らなかったけれど、これまでのNHKでの放映とは違って大画面でデジタルリマスターによる鮮明な画像でターシャの世界を垣間見ることができた。

 肖像画家だった母親から受け継いだ絵本作家、挿絵画家という一面は、ターシャの自己表現であると同時に、夫が去った後に4人の子どもを育てる生計の道でもあった。とはいえ、10代から農業を天職とした彼女にとっては、庭作りも四季折々の自然の恵みを活かすシンプル・ライフも自己表現の一環だっただろう。

 ターシャの祖先は初代大統領ワシントンの親友で、エマソンやソロー、マーク・トウェインらとも交流があったというボストンの名家の生まれ。またターシャの長男セスは大学卒業後、教師をしていたが、木工・建築を学んで大工になり、自宅と工房、さらに母ターシャの希望で18世紀の農家を模した「古く見える新しい家」を独りで建てている。

 よきアメリカ精神を女性ながらに、いや、女性ならではのかたちで体現した一生だったと言えるのかもしれない。

 
桜子

桜子の感想・評価

4.2
大好きなターシャの映画🌸ガーデニング🌹もターシャも好きな母と一緒に観に行きました。
色とりどりの花が咲き誇る素晴らしい庭🌷大きなスクリーンで観ると、現実で庭の片隅から眺めているかの様な気分になり感動でいっぱいでした✨時々、ちょっとぽっちゃりの愛らしいコーギーの可愛い顔が写って「可愛い過ぎる😍」と叫ばずにはいられない位凄く可愛かった💕
日々自分の心に問いかけ、ひとつひとつ人生の選択をしながらそれらを積み重ねて自分の幸せを作り上げて行く。その為には常に勉強や努力を惜しまない。1度しかない短い人生だからと自分の道を強く真っ直ぐ生きたターシャ。尊敬する素敵な生き方✨
母は50年振り位の映画観賞だった様で「人混み大丈夫か不安だったけれど、もう入り込んで観ていたから、心配もいつの間にか忘れて、凄く感動した❗本当に良かったね」と。良かった💕
ERI

ERIの感想・評価

4.0
映画を見ている間の時間は、ターシャと一緒にバーモントのお家に招待されているような気持ちになりました。

2015年で生誕100年。2008年に92歳で亡くなるまで自分の人生を愛し、暮らしを愛し、家族を愛し、生きることを存分に味わった人。

4人の子供たちや、その孫。家族がまた新しく結ばれた伴侶までも、豊かな時間はつながっていく。

劇中に出でくるエイミーの横顔が、いつかのターシャみたいに目がキラキラしててそんなエンディングにまた勇気をもらう。

ターシャが90歳をすぎても、キュートでたくさんのことを教えてくれます。
a2y6a

a2y6aの感想・評価

4.0
静かな水辺にいるような映画でした。
彼女が描いたコーギー犬と実際に側にいるコーギー犬がストーリーテラーのように案内をしてくれていて、とても丁寧な作りのドキュメンタリーになっていました。
四季を肌や手仕事で感じ、自然に対する、身の回りにある喜びの再発見を彼女を通して教えてくれているような感じだった。
工場長

工場長の感想・評価

4.3
緩くみえる生活と思いきや強い信念や忍耐力がなければ成立しない生活。

”下を向いて居るから自分の影ばかり見るんだ。”
SACURA

SACURAの感想・評価

3.5
実在する絵本作家さんのドキュメンタリーのような映画ですね。ご自身が描かれている絵本のそのままの世界を生きておられる感じがします。ファッションやインテリアだけでなく、農業を営んでおられるところや四季を楽しんで生活されているところ。クリスマスはクッキーを作って、ツリーに吊るしたり、ロウソクも手作りだったり、ハロウィンはかぼちゃをくり抜いて飾ったり、誕生日はご家族がケーキを作ってくれたみたいなんですが、周りにお花が飾られていて、可愛いんです。ペットにコギーを飼っておられるんですが、コギーの可愛さがわかりますよ。足が短くて、少しぽちゃっとした体型で走る姿がもふもふしてて、すごく可愛いです(≧∇≦)10匹以上飼われていた時期もあったそうですよ。