直木賞受賞作の結城昌治の同名小説を深作欣二が監督した反戦映画。
今は亡き夫・(丹波哲郎)は、太平洋戦争末期、ニューギニアで"敵前逃亡"の罪により処刑されたという。
しかし、軍法会議の判決書など処刑…
ストーリーは羅生門を観ているよう。
戦争は国民の末端(弱い者)を最大の犠牲にする、という反戦意識がよく伝わって来る。
人が人を喰う。衝撃的な内容だが、「野火」や「ゆきゆきて神軍」などにも描かれてお…
深作欣二監督伝説の反戦映画。WOWOW録画視聴。
戦争の闇を描く本作は、非常に暗く重いテーマの映画である。
しかし、深作監督は社会と人間を見つめながら、サスペンス映画のように謎に迫る反戦映画を作り…
「軍旗はためく下に」
冒頭、昭和二十七年。戦没者遺族援護法が施行されたが厚生省援護局。一戦争未亡人の遺族年金請求、不当な差別、処刑、元陸軍上等兵、友軍相殺、人肉嗜食、上官殺害。今、ニューギニアの密…
26年、死んだと分かるが戦死、死刑と真実を求めてさまよい、戦争中で起きた、様々な残酷さが心に刺さります。
戦争で国の為とはいえ、出兵したら、指揮官の無謀な計画や病魔、食糧難などが聞いていたとはいえ、…