軍旗はためく下にに投稿された感想・評価 - 12ページ目

『軍旗はためく下に』に投稿された感想・評価

映画男

映画男の感想・評価

5.0
いつか映画館で観ようと思ってたけど、機会がなくて、テレビで鑑賞。傑作。

直木賞受賞作の結城昌治の同名小説を深作欣二が監督した反戦映画。

今は亡き夫・(丹波哲郎)は、太平洋戦争末期、ニューギニアで"敵前逃亡"の罪により処刑されたという。
しかし、軍法会議の判決書など処刑…

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ストーリーは羅生門を観ているよう。
戦争は国民の末端(弱い者)を最大の犠牲にする、という反戦意識がよく伝わって来る。

人が人を喰う。衝撃的な内容だが、「野火」や「ゆきゆきて神軍」などにも描かれてお…

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今、2020年では制作されないし美化した戦争映画になるだろう
これを現在に起こっている事に当て嵌めてみると
国とは政治とは何なのかと深く考える
映像としても強烈で深作監督の凄み
俳優が素晴らしい

深作欣二監督伝説の反戦映画。WOWOW録画視聴。

戦争の闇を描く本作は、非常に暗く重いテーマの映画である。
しかし、深作監督は社会と人間を見つめながら、サスペンス映画のように謎に迫る反戦映画を作り…

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TKSHATS

TKSHATSの感想・評価

3.7
サスペステイストもある反戦映画
しっかりと反戦が伝わるが「思考回路がお花畑」な反戦ではないので良い
100分以内に上手くまとまっている

さすが深作監督
higadesign

higadesignの感想・評価

3.8
20200909-085
昭和46年8月15日、元陸軍軍曹、富樫勝男の未亡人である富樫サキエ
原作:『軍旗はためく下に』(1980年)結城昌治、『敵前党与逃亡』『上官殺害』をもとに
美術:入野達弥
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.5

「軍旗はためく下に」

冒頭、昭和二十七年。戦没者遺族援護法が施行されたが厚生省援護局。一戦争未亡人の遺族年金請求、不当な差別、処刑、元陸軍上等兵、友軍相殺、人肉嗜食、上官殺害。今、ニューギニアの密…

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安易なヒューマニズムの反戦映画ではな、極限状態の人間の恐ろしさや、戦争の不条理さが鮮烈に描かれている。
タノ

タノの感想・評価

4.5

26年、死んだと分かるが戦死、死刑と真実を求めてさまよい、戦争中で起きた、様々な残酷さが心に刺さります。
戦争で国の為とはいえ、出兵したら、指揮官の無謀な計画や病魔、食糧難などが聞いていたとはいえ、…

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