処刑の部屋の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『処刑の部屋』に投稿された感想・評価

Jimmy

Jimmyの感想・評価

2.0

川口浩の映画である。
「やりたいことをやるんだ、そうじゃないと見つからないんだ」と自由を求めて行動する学生(川口浩)の物語。
彼は「U大」の学生であるが早稲田大学がモデルと思われる。早慶戦らしき野球…

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凶暴な若さが溢れ出ていました。ただただ何かを埋めるように生意気に暴れるところも、今では考えられないような女性の扱いをするところも、廃退的なところも、主人公たちと同じ大学生の身としては羨ましいです。

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若尾文子がただただ愛らしい。浩には全く同意し難い。
majizi

majiziの感想・評価

2.5

石原慎太郎原作、市川崑監督。

当時は太陽族などという言葉が流行したとか。

これはまさに若い作者が描いた若者も衝動。

でもご本人といえば、インテリな高学歴で長身のイケメン、実家は裕福で才能ある人…

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床ずれ

床ずれの感想・評価

3.5
川口浩って本当にぶん殴りたくなるような顔を作るのが上手い
マックス・ヴェーバーを熱く議論するゼミのシーンがいい。教授役の中村伸郎が一瞬丸山眞男に見えた。

大学生の青春というテーマに惹かれて衝動的にレンタルして観た。酒、煙草、ダンスパーティー...頽廃とエネルギーが交錯したような印象を受け取った。
若尾文子さんの凜とした佇まいとちょっと切なげな表情に終…

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Tuberkuru

Tuberkuruの感想・評価

2.9
全く感情移入できなかった。昔はこんな作品がうけていたとは。とうてい受け入れられない。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.0

「処刑の部屋」

冒頭、島田克巳はU大学の四年生。 気難しい銀行員の父、発狂する母、大学野球リーグ戦、U大学が優勝、その夜。歓喜と熱狂のさなか、仲間らと知り合った女子学生のビールに睡眠薬を忍ばせた。…

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こ

この感想・評価

3.6

大好きな『最高殊勲夫人』の並びのなか、共感ましてときめきはまるでなく、上へ上へと成長していく時代に生まれるやるせない暴力を見せられた気持ち
自分の中の鬱屈した悪の部分まで刺激されそうな怖さがあった

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るか

るかの感想・評価

3.2

石原慎太郎原作! でも意外と面白かった。昭和30年代くらい?戦後豊かになりかけて、しかし社会的規範がなくなり、コネもなく社会に出て行かなくてはならない青年の行き場の無い憤りが爆発する。パーティチケッ…

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