全編に渡り、クスリとさせるシーンがあり、楽しく鑑賞できました。
吉原で働く女性たちの辛さ、悲しさ、厳しさがこれでもかと描かれています。みんな、タフというか諦めの境地というか。
旦那さんの自殺を止…
赤線で強く生きる女たちを描いた作品ではなく、
赤線に堕ちた女の裏には、クズ、ぼんくら男あり、ってのをあぶり出した作品なのでは?
好きで赤線にいるわけじゃない。
強い女だから赤線で働けるんじゃない。…
やはり溝口監督は女性を描くのがうまいと思いました。『祇園の姉妹』や『祇園囃子』でのキレイな女性像とは打って変わり、本作では金に醜く執着する女たちの姿が描かれている。もちろん、それ以前の溝口監督の作…
>>続きを読む娼婦それぞれの事情が少し展開するぐらいなのが丁度よくてドキュメンタリーチック。好きなタイプだこれーと思い始めちゃうともう好きとしか褒め言葉が出てこないしレビューする気になれない。かなり好き。若尾文子…
>>続きを読む江戸時代ではない時代の吉原の歓楽街を舞台にした映画
さくらん、や他にみる吉原の芸者を描くというテーマの中で
派手にきらびやかな描写の映画が多いが
この作品の中の娼婦達
正確には芸者ではないからなの…
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