放浪の物語が帰郷によって完結することは「オデュッセイア」から定められた筋書きだった。
そこから外れて終わりのない旅路をさまよう、コミュニティからの追放者たちの物語はようやく語られ始めたストーリーなの…
モナが死んだということを知らぬまま、各々はモナとの出会いを語り始める。彼らの証言はどれも毛色が全く違う余韻と人物像を突きつけてくる… 空白が大きいため、モナに対して一辺倒に眉をひそめるのも違う気がす…
>>続きを読む冷たく乾いた風のようにこの映画は観る者の心に静かに、容赦なく吹き付けてくる。映像は淡々として、セリフも抑制され、何かを訴えかけるようでありながら、その核心には決して触れさせない。だが、率直に言って、…
>>続きを読むモナの気持ちが全くわからなかった。過去に何があったのか、元々そういう人だったのか。彼女に惹かれる人々もいたしどこか魅力的なところもあったのか。
自由優先の生き方に脱帽。あれだけの根性は少し分けてほし…
自由に生きたいからと野宿しながら冬の旅を続けるモナ18歳
誰もが自由に生きられるように世の中はできてないから、自由に生きるのはほんと大変で、それでもモナは自由を体現し続けていて、それが周囲の人を触…
「夢も希望も捨ててしまった」
ついつい見入ってしまいました
人にはいろいろな欲求があります
多くの人が思うのは「自由」
自由って掴みどころがなく全てが自由なんてことはなかなかない、もしかしたらそれ…
救えない女の子がいる。
ただ自由の中に身を浸したい。それだけなのに、自由には大きなしがらみがあって生きられない。
出会った誰しもが彼女の奔放さに対して嫉妬にも似た感情を抱いているが、誰も今の暮らしを…
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