このレビューはネタバレを含みます
ドイツで行われる G 8金融担当大臣会議。そこで IMF のトップが自殺。直前に告悔を受けていた修道士が疑われるのだが……。
もっとサスペンス的な話かと思っていたら、経済や政治の駆け引きのような話に…
今の経済構造と資本主義を当たり前のように受け入れてることが問題。
経済的自由主義は、本来政治が介入するべきではない。ただ、公共の益と貧困をなくすために尽くすべきだったはず。
謎解きのつもりで観て…
トニ・セルヴィッロの落ち着きがあり知的な雰囲気は素晴らしい。「ローマに消えた男」でも思ったが、彼は名優だと思う。そして、ジャケットにあるシーンを筆頭に美しい画が随所にある。
ロシェの死が自殺か他殺…
難しい。難しいんだけど目が離せない。最後まで引き込まれた。
各国の要人が集まるG8の財政相会議直前で起こった中心人物の死。最後に彼と会ったらしい修道士。自殺か他殺かもさることながら、なにか重要なこと…
ラストの犬が良い。
犬は主を選ぶのだ。
ドイツの海岸沿いにある豪華なグランドホテルにてG8会議が行われ、世界経済の重要な施策と途上国問題が討議される予定だった。
ゲストに呼ばれたのは著名な児童小説…
静かでスタイリッシュな雰囲気からなんとなく素晴らしいと感じさせられたけれど 正直いってよく分からなかった けっこう勿体ぶらせて けっきょく上滑りというか空まわりというか というか単純なことをたいそう…
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