荒涼としたロシアの冬に超ラブレスな夫婦がまたあざといくらいにマッチ。
あんな人間になりたくないなぁ。観終わったあと誰かに温めて欲しくなる映画。
ちょっとこのシーン無駄に長過ぎない?て箇所がちらほら。…
2018年42本目
始まりの大きめな音楽、凍てつくような風景のロシア。
夫婦喧嘩から夫婦の身勝手さまでは予想してたけど、
ボランティアで捜索する人達の献身さには救いや可能性を感じた。
定点カメラの…
これの後にみたガレルの「つかのまの愛人」の意表をついて染み渡る劇伴ピアノに比べると、ズビャギンツェフはドヤ顔旋律。もちろんキメキメ画づくりなんだけど、なんだろ、スマホ妻やいかにも格差のわかりやすい野…
>>続きを読むロシアの郊外、林立する高層マンションの隣がすぐ荒地と森で、森の中には廃墟とでかいパラボナアンテナがあってめちゃかっこいいビジュアルだったけど全然住みたくない地域だった
スマホを使ってるシーン、酔っ…
家族の話でありながら、誰もお互いを愛しておらず、それぞれに相手がいる。
その相手とも本当に愛情があるかわからない。
妻は母と罵倒し合いながら憎みあう。
建前ばかりの会社とそこから抜け出すのを恐れる夫…
撮影・構成は好きだけど、序盤の動き出しが長すぎる(労働後に観ると寝ます)
母は恋人といても写真を撮る事に夢中で周りには息子は産むつもりでは無かったと言い自分しか興味ないし、父は世間体を気にし息子がい…
愛すること全てを虚しくさせる映画だった。眉間に釘を打ち付けられるかのように暴力的なピアノの音。それはまるで愚かな人間の恋愛ゲームの被害者に捧げられたレクイエムのよう。この物語では誰もが被害者のように…
>>続きを読む(C)2017 NON-STOP PRODUCTIONS - WHY NOT PRODUCTIONS