受け取る人によっても、またタイミングによっても評価が変わりそうな作品。
自分は何かソーカル事件のことを思い出した。と言っても現代美術が胡散臭いとかそういうことではなくて、あくまでも人の関係性一般…
文化人面した滑稽な人々を面白く描く映画かと思って笑って観てたけど、猿男のパフォーマンスのシーンやクレームにきた男の子とのやりとりは観ててサスペンス、恐怖映画かって思うくらいドキドキさせられた。ただ終…
>>続きを読む浮浪者のそばで募金活動をする人、猿男を袋叩きにする人たち…、この映画に描かれている違和感にどれだけ気づけるかどうかを試されているような気がしました。
主人公はスリに財布と携帯電話を盗まれてしまい、ス…
キッツい。全くやることなすことうまくいかない主人公。周りは裏切つし、最悪だ。
心地の悪い物語だった。
だが、全くの見当はずれではなくて自分が普段、蓋をしている臭いものを惜しみなく描いている。
私たち…
人々への信頼と思いやり、というテーマのアート企画をする一方で、主人公は次から次へと人間の裏切りと思いやりのなさに晒される。
ポップなギャグシーンから始まったので、軽快コメディかと思いきやとんでもない…
観るには気力が必要、これは疲れますね。もしあなたなら?をここまで突きつけられると。
特に猿人?のショーにおける彼と招待客達の緊張が続く光景、主人公に謝罪を求める少年の「助けて」が繰り返し聞こえる…
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