このレビューはネタバレを含みます
問題、あるいは事件には、ある見方の一つとして、「加害者と被害者」という、簡単な二項対立が存在すると思う。
でも、加害者と被害者が何なのか、この映画を見て、もう一度考えると共に、もやもやっとしています…
このレビューはネタバレを含みます
登場人物の何気ない保身的な態度や言動が、徐々に周囲の状況が変わり、やがて身に迫る危機へと事態を招いていく。
身の危険が生じる寸前に垣間見るリアクションは、劇中では何とも哀れで反感を買うような描写ばか…
上司と部下、子供と大人、男と女、富裕層と貧困層、主宰と来賓、広告主と代理店。といったように相対する関係の決して交えることのない各々の思惑。彼らの間に必要なのは理解ではない。タイトルにある思いやりであ…
>>続きを読む最高だった【フレンチアルプスで起きたこと】の監督最新作でパルムドール受賞作って、前フリが無くても意地悪な作風やいたたまれない空気が何とも癖になる。
コンドームのくだりが好き!詳しい感想はブログに書い…
人間の、見たくない恥ずかしいところをこれでもかってくらい見せつけてくるんだこの監督は。それも抜群のセンスで。
これを映画館で観たのは3週間くらい前だけど、そのときたまたまあっはっはと大声出して笑…
フレンチアルプスで起きたこと
に続いて、とてもシュールな人間描写が何と言ってもたまらない。
みんなエゴ全開。
人間の嫌なところがたくさん見えた。
思いやりなんてみんな口で言ってるだけで、偏見、プラ…
今まで見た作品の中でもトップクラスの不安と不快感を掻き立てる作品。特にBGMは、うまく言葉に出来ないけれど無理。
-
150分という超大作(??)の中で、なんでこのシーンが必要なの?というシーンが個…
このレビューはネタバレを含みます
現代アートを題材とした作品。
主人公の勤める美術館が、いわゆる炎上商法的な動画を製作、YouTubeにアップロードしたことが問題となる。結果、チーフ・キュレーターである主人公は責任をとって辞任するの…
(C)2017 Plattform Produktion AB / Societe Parisienne de Production / Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS