151分と長い映画で最初は焦点がハッキリしないような気がしましたが、いくつかの出来事の起承転結がハッキリしてくる中で、面白くなってきました。
他人に無関心、現代社会の格差や差別・・といった問題が随…
しずかーな映画なので、歩き疲れてから途中眠気に襲われたけど、面白くないからじゃないよ。主人公の絶妙なダメさ加減。こういう人いるー。というか、普通にいるし、自分はひとつひとつのことにきちんと判断できる…
>>続きを読むよくこれだけ、1本の映画の中に現代の社会病理を炙りだし、人間のエゴイズムと偽善を散りばめたものだ。
自分は善人だと思い込み、社会がここまで病んでいるということに日常的に慣れてしまうことの恐ろしさ。…
映画の歴史は、人間をどう描くか、の歴史である。というルネサンスに近い印象を受けた。
芸術はとっくに人間を描かなくなり、ただ文脈の為の行為が繰り返される。
カオスが美なのか、best of simpl…
このレビューはネタバレを含みます
表現の自由、貧富の差、差別、善と悪、プライドとエゴ、それぞれのボーダー或いは領域…希釈された地獄のピタゴラスイッチ…とにかく要素が多かった
最後の唯一の救いっぽい主人公の行動にすら正直エゴや偽善の側…
・芸術はいつ始まるのか
・芸術は何を示すのか
・芸術と道徳の類縁性
流行りかつ目下検討中のテーマばかりだ。
リアルな人間というのは、客観的に見るとこんなにも滑稽で、身動きがとれず、囚われた存在なの…
前作「フレンチアルプスで起きたこと」
の時よりも更に露悪的!!本音と建前,現実と虚構,日常と非日常がグラついてふと今自分はどこの位置にいるのだろうという不安定を突きつけてくる。娘のチア大会のみスクエ…
男のだらしない生活風景から始まるこの映画には様々な場面でユーモアが散りばめられている。冒頭の予想外の事件など視聴者は展開に退屈することはないだろう。
だが、この映画を観た人の多くはそのエンターテイメ…
現代社会のことをコメディにしている。
スクエアの「正方形」の中には、思いやりの心を思い出してもらうための聖域、社会をより良くする狙いがあるんだけど、これが映画のテーマになっている。
ある日主人公美術…
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