冒頭、貨物船から現れた黒塗り炭鉱夫みたいな男に続いて奥さんと何かあった冷たそうなおっさん。この二人がどう交わってくのか?っていう話で、政治的なことは分からないけど人々の善意と家族愛の連鎖でほっこりす…
>>続きを読むお気に入りアキ・カウリスマキ監督の新作だが、期待裏切らない出来で観入ってしまった。主題の難民問題は声高に叫ばないからこそ伝わり考えさせられる。他のカウリスマキ作品同様、希望を微かに心に秘めた不器用な…
>>続きを読む「アレッポを忘れるな」
2016年12月19日にロシアのトルコ大使が射殺された事件がありましたね。
犯人はこう叫んでいました。
この映画を観てこのニュースを思い出しました。難民って私には遠い国の話…
アキ・カウリスマキの、移民難民とそれを受け入れるほうの国の描き方は、凄くリアルだと思う。
ヨーロッパに留学していたとき、まさにこのような状況の人々に出会ったし、自分も外国人だから、外国人に対する現地…
淡々とした描写で、淡々と事実を描くアキ=カウリスマキのシリア難民もの。でも、中身はハリウッド式でもなく、展開も予想通りでないところが、この監督らしくていい。
カメラも移動しないし、ズームやパンも…
レストランが寿司屋に鞍替えするとこはおもろかったですね。客の日本人が何の文句もいわないあたりが日本人ぽくてよく描かれてると思いました。離婚したおじさんがレストランを経営する話と、シリアからの難民の話…
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難民のことを哀れな戦争の犠牲者、それとも社会に侵入して人たちの職業を奪う図々しい者たちだと決めつける今の世の中を風刺したような作品
でも、そんな世の中だとしても、他者へ手を差し伸べるやさしさを失…
© SPUTNIK OY, 2017