78.2116
彼にとっての桑の実は何だったのか
自殺を助けてくれる人を探し、砂ぼこりが舞う土地をさまよう主人公。
冒頭からアンバーに振った画作りと環境音とのミックスが素晴らしく美しい。それでもそ…
死にたいと思う事はあるだろうし、それを選ぶのも自由。
ただ、人を巻き込むなと言いたい。
死んでしまう方はそこで終わりだが、自殺幇助の片棒を担がされた方は、それをずっと抱えながら懸命に生きなくてはなら…
このレビューはネタバレを含みます
おじさんは死ぬ気がなかったように見えました。
あの死場所じゃなきゃいけない理由があるのか。
人を巻き込む辺りが構ってちゃんだよ、おじさん。
ラストに至っては、なに?!おじさんの夢?!と思ったら撮影…
このレビューはネタバレを含みます
自殺しようとしている主人公のオジサマに対しての、あるおじいさんの言葉・・
「見方を変えれば世界が変わる。」
「幸せな目で見れば幸せな世界が見えるよ。」
「桜桃の味を忘れてしまうのか。」
などなど。
…
本当に死にたい人はわざわざ死にたいことを言わないので、この人は生きる理由を探してるんだと思う。
私は死にたがってる人間に理由はわからないけど誰にでも辛いことはあるよ!俺もあったよ!でも生きてた方が…
パルム・ドール受賞のイラン映画。自殺を考える男が後始末の手助けをしてくれる人を探して車を走らせる。人との出会いを通して死が哲学的に表現されるが、もう少し衝撃的な展開が欲しかった。ただ車と田舎の風景は…
>>続きを読む通勤鑑賞348作目。
アッバス・キアロスタミ監督作、初鑑賞。
急募!自分を穴に埋めてくれる方!初心者大歓迎です!という作品。
手伝ってくれる人を探して車は走る。殺風景な道を走る、走る。
ただ…
自殺することと同じくらい不幸でいることも罪
BGMもなくドキュメンタリー風のとてもシンプルな構成なのもあり、
哲学的なことをあれこれと考えた
脱輪したときに皆が助けに駆け寄ったり、
邪魔者にし…
20年前に見逃してたのがアマプラにあった。
主人公のことが好きになれないのでかなり退屈。キアロスタミ数本しか見てないけど、これはあんま好きじゃないほうかな。
なんとなく、イランという国が見えてくる感…
(C)1997 Abbas Kiarostami