主人公が相手の職業に合わせて長々と説得するのが良かった。
相手が仕事内容を聞こうとするたびに、わざわざはぐらかして逆効果としか思えない説教を垂れるのがいい。
終盤、博物館に勤める男の話を聞いた後…
めちゃくちゃ良い映画、面白い
シーンもほとんど同じで、特別な何かがあるわけでもない。主人公の自殺願望のわけも説明がない。だけどこの映画にはちゃんと質量がある。
見始めには意識してなかった景色が終わる…
もうとにかく映像がめちゃくちゃ良い。最初の方とかドキドキが止まらなかった。個人的にパラジャーノフの火の馬を見た時くらい。私この監督好きかも。些細な物事によって生きたいと思えるのって素晴らしいよね。死…
>>続きを読む人は映画を観る時、何かが起きることを期待する。
それがたとえ、登場人物の死だったとしても。
この作品(あえて映画とは言わないでおく)には、主人公の自殺というはっきりとした目的があり、その方法がなんと…
一人車を走らせる男・バディ。街ゆく人に声をかけ車に乗せた人に自殺幇助を頼むがそう簡単に応えてはくれず、次に乗せた老人はその頼みを承知の上、自分の過去を語り始める……
普段は意識していないこともじっく…
映画館で見たかったな。強迫観念にとらわれていると分からないが、ロードムービーの事象、自然や人間模様や、一つ一つ取ってみても生きる理由に足りえるし普段見ようとしないからそれは見られないだけ。ただ、死ぬ…
>>続きを読む(C)1997 Abbas Kiarostami