【これこそが、映画だ】 [100]
“これぞ、映画史。”
“これぞ、集大成。”
“これぞ、極点。”
“これぞ、伝説。”
“これぞ、戦場。”
“これぞ、芸術。”
“これぞ、圧。”
“これが、愛。”
…
冷戦時代のソ連が映画の国アメリカと張り合うべく、国家の威信をかけて作り上げた正真正銘、本物の大作映画。
後にも先にもここまで莫大な金と人員をつぎ込んだ戦争映画って他にないだろう。
上映時間424分、…
タルコフスキーのとあるドキュメンタリーの中で、彼が映画大学時代にトルストイの戦争と平和を小脇に抱えていたという話を思い出す。
そんなトルストイの戦争と平和を原作とした本作は、映画史において偉大な存在…
古今東西の全映画で最も製作費がかかっているはずの作品。
旧ソ連が文字通り国を挙げて製作した超ド級大作。
ここでポスターに使われている女優はリュドミラ・サベーリエワさん。
私が過去に見聞きした逸話は「…
破格の物量、空撮の規模感。壮麗なロケセット、衣装。ジャンプカット、フェードアウト、高速インサートなど所々、意外とテクニカル。同時通訳してるくれる謎ボイスオーバー。
第一部
雲を越える空撮オープニン…
度肝を抜かれる驚愕のスペクタクルと波瀾万丈のメロドラマ。友達と大人数で夜通しかけて一度に見たら最高だった。お話自体は結構ラフなつくりだが、合間に挟まれる幾つもの映像マジックに息を呑む。『イントレラン…
>>続きを読む2年ほど前に謎の上映会で見た
『牯嶺街少年殺人事件』に登場する『戦争と平和』のモチーフを読み解く鍵になったので見たことを思い出した
長すぎて視界が赤と緑に染まった記憶
バイナリー画面構成とかは斬新だ…
ボンタルチュク「戦争と平和」は、国家事業的に製作された4部作。本作は1部、2部で1本。3部、4部で完結編、そして総集編(配給会社が作ったと思われる)が作られている。当時の批評は賛否あり、原作に忠実過…
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