あっという間の3時間半。ドラマチックな展開はなく、ふつうの人々の話や生活を丹念に紡いでいる前半、それでも滅法面白い。そして後半、原告たちを扇動する団長の動きと、悲喜こもごもの結果、そして原告たちの心…
>>続きを読むナニワのかしましいおばちゃん達の8年戦争。率いるのは怒れる紳士柚岡氏。ベージュがよく似合う。通っていた小学校の天井一面にアスベストが貼られていたことを思い出した。それほど身近な物質にまつわる話だが、…
>>続きを読む【東京フィルメックス観客賞受賞!これはシン・ゴジラならずシン・カズオだ!!】
『さようならCP』『ゆきゆきて、神軍』『極私的エロス・恋歌1974』『全身小説家』作るドキュメンタリー皆伝説レベルの狂気…
#原一男監督 23年ぶりのドキュメンタリー映画新作。長尺気にせず是非観て欲しい作品。監督は普通の人たちを写して面白い映画になるか心配だったそうですが、尖ってない人たちの生き様だからこそ引き込まれる映…
>>続きを読むアスベスト、ニュースで聞いて存在は知っていた。そして多くの場合、過去に起こった悲劇という印象を与えられていた。
しかしこの作品はそんな愚かしい印象をひっくり返し、アスベストが明治以降の日本の現在進行…
これは傑作。3時間半全然飽きなかった。前半は泉南石綿村の工場で実際に働いていた被害者の労働者たちやその家族ひとりひとりにインタビューしていき、後半はタイトル通り原告が本格的に国と闘う様子を描いている…
>>続きを読む原一男の新作はアスベスト公害の国賠訴訟を追った200分超の大作。国の不作為を糾弾する筆圧の強い作風だけど、同時に笑えるシーンも多くてびっくり。夫を石綿肺の合併症で亡くした直後の原告の一人にインタビュ…
>>続きを読む山形国際ドキュメンタリー映画祭にて。大阪泉南地域のアスベスト被害者と国との裁判記録。日本の裁判は本当に長い。国が控訴を繰り返したことにより、8年以上に渡って闘うことを余儀なくされた被害者の方々。その…
>>続きを読む©疾走プロダクション