フェリーニの遺作、そこには月面着陸を成した後に消えることはなかった月へのロマンチックな幻想があった。
虚実、定かさの欠如が本作も非常に強い。場面と場面が飛んでいるように感じるのはフェリーニの強引な…
月の声が聴こえる無垢な空想家サルヴィーニ(ロベルト・ベニーニ)、悲観的な妄想家ゴンネッラや月を捉えようとしているクレーン車の男。これら満月に魅せられ、囚われた3人の男たちを主人公にしたメルヘンチック…
>>続きを読む愉快だが切ない、どこか淋しい。
「オッパイ見たい、デカパイ」
冒頭から何が始まるのかと.....。
「未だに哀れな独身よ」
「僕ならすぐ結婚するよ」
イタリアの台詞っぽいの良いなと思ったら、ホン…
明らかに不自然な蒼白な肌の主人公イーヴォや、彼に親しい人々は1989年の街並み・通行人たちとはこれまた明らかに時代錯誤な服装をしている。精神障害を持つらしい「知事」は、まんまるい体型からフェリーニ自…
>>続きを読むフェリーニの遺作。
ずっと見たかった作品だったが、かなりの期待外れ。
「ローマ」「オーケストラリハーサル」「アマルコルド」「ジンジャーとフレッド)など、野外撮影、エキストラの異様さ、巨大すぎるセット…
月の声。
なんのために生まれたのか。
どんな契約なのか。
変な顔ね。ってか
彼女は俺の知ってることしか教えてくれない。
音楽の暴力性に気をつけろ。
コマーシャルに気をつけろ。
ダンスを履き違えるな…
幻想的な旅、おばかで癖が強くて愛らしい登場人物達、不思議な多幸感に満ちた、そして少し狂ったイッツ・ア・スモール・ワールドを見ているような気分になった。この妙なロマンチックさは何だろう。
月が落ちて…
夜の井戸の前から始まるなんて幻想的な映画。月の声というタイトルもいいな。内容はかなりハテナが頭の中にこびりつくけど、それでシャットアウトしたら月の声が聞こえない大人になっちまうから、最後までキチンと…
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