「坊やの人形」のワン・レン 監督製作脚本美術による、台湾映画。白色テロの時代。投獄された学生は、仲間の名前を口走る。仲間は死亡。仲間の墓を探す旅。95年の東京国際映画祭では「超級公民」の原題のままの…
>>続きを読むワン・レン監督作品!
台湾映画特集⑧
50年代の台湾で読書会に参加しただけで16年の刑を受けたコー・イーション。
服役後、養老院に入るのだが取り調べの拷問の際に、仲間の名を売ってしまい死刑を受…
許おじいちゃんの後悔の彷徨い…陳さんへの申し訳なさで出所してからずっと自分を許せなかったのだろう。佇まいに説得力ありました。
白色テロは不勉強で存じなかったけれど、台湾政府に歯向かう勉強会で投獄なの…
戒厳令の時代と国光計画の時代が重なってるのか。
戦争が終わってもずっと戦争みたいなものだなあ。
地の台詞が台湾語で、北京語(外省人によって話される言葉)の台詞の字幕に外国語として<>が付けられてる…
このレビューはネタバレを含みます
新宿ケイズシネマにて開催中、台湾巨匠傑作選にて。
詩的で美しい映像が印象的な作品でした。
年老いてから、若き日の記憶をたどる旅に出る…という作品はいくつかありますが、そこに旧社会体制における悲劇を…
この作品と、直前に見た『バナナパラダイス』で初めて「白色テロ」という言葉を知りました。
非常に沈鬱なトーンが終始続く作品で、ある老人男性コーの贖罪の旅が描かれるわけですが、コーが苦しめば苦しむほど…
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