このレビューはネタバレを含みます
シュールレアリズム画家のダリの脚本作品。
これは、夢と理想と妄想と現実が切り替わったり渾然としたりしているのかなと思ったけれど、そのような意味らしい意味はなくて、関連のないものの並置によって一見…
映像芸術の端の作品。
映画を作ろうではなく映像を作ろうという概念。クソ画質を計算に入れたとも思えるシーン作り。
映画をつくるならこの17分から吸収できる事は数え切れないほどある。
ダリについて全く知…
単に気持ち悪さだけではなく、無意味なものに意味を見い出したくなるような奥深さがあり、ただ気持ち悪いだけだと断言できない作品である。
目を切り裂くという行為は、この映画を先入観を捨てて観るのが良いと言…
アンドレ=ブルトンらによる『シュールレアリズム宣言』を白水社の文庫クセジュで読んだときの衝撃を忘れない。
現実を表現するには、リアリズムでは限界がありそれを超える=シュールということを「1924…
夢のように脈絡のないシュルレアリズムの定義と、ダリの世界観が僅か17分でまとめられてる。
モノクロで物の形状がわかりにくくって認識しづらかったということもあるけど、不可解なストーリーにはまってしま…