男性監督作品であれ女性監督作品であれ、およそ恋愛映画の大半は男の妄想物語ときまっています(異議は認めません(笑))が、それでも中には、その妄想にしとやかな品位をもって女の存在感を示す映画もあるわけで…
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《二兎を追うものは…》
今付き合っている女性と、過去に色々と有った女性。
特に過去の女性と共に、2人の想い出の深い場所へと…。
この時の会話を理解するのが、なかなか難解。
つい先程の…
男性の願望がどっかり盛り込まれてて滑稽。時間が経てば、記憶も気持ちも都合よく改変してしまうもの。
こと恋愛においては、考え方や行動はそうそう変わらない。それが過ちかどうかは、状況で変わるけども。
…
遠い想い出に浸るマックスには夢の続きを・・
昔の恋人(レベッカ)のいまも
いまの恋人(クララ)の暮らしも
マックスにとっては差し障りのない「幸せ」なのだろう
ありのままの男性であるから
女性の目線で…
ニューヨーク州の東の端っこの港町、モントークで過ごすドイツ人男女の大人のラブストーリー
冒頭、JFKから税関、タクシー乗り場からマンハマッタンに行く音だけでニューヨークに最初に行った日を思い出して…
ニンフォマニアックの延長を行く程では無いにせよ、一般的にはとんでもなくクズ男を演じたスカルスガルドではある。
しかし、視点を変えると劇中の恩師ウォルター曰く『この絵は俺のだからどうしようと俺の自由』…
海、空、建物の絵がとても綺麗。
登場する3人の女性、元恋人のレベッカ、離れて暮らす妻クララ、出版社のプロモーション担当者リンジーは皆魅力的
。特にレベッカ。役者のニーナ・ホスも素晴らしい。一度にファ…
©Ziegler Film/Franziska Strauss