このレビューはネタバレを含みます
不思議な映画体験。
事前に読んだあらすじ「ファシズム×難民」を頼りに見ていた。過去と現在が交錯し、人と場所の名前が行き交い、頭の中は疑問符だらけで見続け、「訳が分からないがもうこれで終わりか」とい…
パズルが少しずつ組み合わさっていって、またパラパラと散っていくような印象。感情を掴みはするけど揺さぶらず、余韻を残す感じにゾワゾワ。
(と、メモってあります…)
今、思い浮かぶのは、
主人公が喫茶…
列車内で死んだ同僚とその妻子、彼が手紙を届けなければならない作家と妻。混同していて、2回半観て納得した。
そういうわけで前半がつまらなく思えた。前半は又ナチスものかと少しうんざり感もあってね。そうい…
男は女の幻影を追いかける。だけどそれはいつからだろう。最初から?
赤いドレスに身を包んだパウラ・ベーアが、忙しなく現れては消えていく。誰かを探している様子だけれど、そのジャンヌ・モローを思わせる瞳…
ユダヤ人作家が書いたナチスの影忍び寄るマルセイユ舞台の小説を、現代へと翻案した意欲作。
難民排斥やヘイトの機運高まる港町の描写が、驚くほど違和感なく原作の筋にハマる。リアリズムを貫徹する映像だから…
この映画をのんびり観ようと思ったが、ところが、ある文学作品を監督がアレンジしたらしくて、ちょっと話が複雑の上、フランス語とドイツ語が使われているし、ナレーター(ドイツ語)もいるからちょっと?! それ…
>>続きを読む全く情報を入れずに観たので、序盤の警官隊のシーンで違和感を感じる
あらすじを読んで鑑賞を続けるも、「語り手」の登場でまた別の違和感が現れる
こんな感じで違和感が次々と出てくるのだが、観ているうちにこ…
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