2018.11.3
故 大杉漣氏による初プロデュース作品。最初で最後の初主演映画であり、遺作。
死刑執行が確定した6人の男女と、それぞれに月2回面会する「教晦師」の物語。劇中BGMは全く無く、面会室…
死刑囚と対話をしながら、自身のしたことへ悔い改めるよう促す職業(というかボランティア)の教誨師のおはなし
悔い改めよと告げられて悔い改める人は死刑囚にはならないし、何言われても沈黙を突き通す鈴木の…
“穴を埋めるのではなく、ただ見つめる”
高宮くんの魂の救済。それを与えたのは神でも聖書でもなく、教誨師が一人の人間として彼に本気で向き合った結果。彼はきっとずっと、誰か本気で向き合ってくれる人を探…
しとしとじめじめ。
淡々とすすむしシーンはずっと同じで暗い密室で会話をするだけなのでちょっと飽きて休憩挟みつつみた。
それでもあの短い時間の切り替えで死刑囚たちの人となり、主人公の葛藤などが読み取…
驚きました。想像より、ずっと良かったからです。期待を良い意味で裏切られました。
舞台はほとんどずっと、真っ白な部屋。大杉漣と風変わりの受刑者達との会話が淡々と繰り返されます。
主人公は教誨師とし…
大杉漣が教誨師として、重大犯罪をおかした死刑囚たちと対話を重ねていくストーリー。
劇中のほとんどのシーンは教誨室のなかでの対話だけなんだけど、死刑囚それぞれの役者さんの演技がすばらしくて、本当に存在…
邦画の醍醐味。
こういうのをもっと作ってほしい。
ラストの一文に、この作品からの強いメッセージを感じた。
死刑の対象者がわからないまま話が進行していく緊張感。
烏丸せつこのナチュラルな演技。
玉置…
教誨師として死刑囚と面会しながら、自分の過去を清算しようとする。そうなっていたかもしれない自分との対話をするように、相手の罪や現在を見つめて、同時に過去と現在の自分を見つめる。っていう非常に厳しくて…
>>続きを読む教誨室での6人の囚人との対話のみで構成された作品。
はじめの方は不慣れでどこか作業的な空気のある牧師・佐伯が、対話を続けて囚人たちのことを知るにつれて「聖職者としては失格」と自分でも言うほど感情の…
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