イタリアで実際にあった大規模詐欺事件に題材をとった、現代のおとぎ話。
傑作だった。今まで観てきた映画とは異なりすぎる余韻で、何て表現していいのかわからない。
とにかくラザロのあのまなざし、佇まいに…
「幸福な」というタイトルに惹かれたけど、幸せさは感じられなかった作品。
だからといって、決して、つまらない訳ではない。宗教的な背景をすんなり受け入れられる土壌がないので、後追いで調べ、やっと納得し…
搾取される小村インヴィオラータの面々が解放されるも都会の暮らしは苦しく死んだ村人ラザロが再び現れるお話。実話が元らしいですが時代錯誤の凄い事件。
ラザロの演技が恐ろしくハマっていました。村人の言う…
宗教チックな社会派映画は珍しい。
あんまりなラスト。搾取されていることにも気がつかない、無知であることが果たして幸福なのか。
ラザロの瞳は誰よりも美しいが、彼のような純粋無垢な人間が、資本主義社会…
滑落の時点でもう死んでるんだろうけど
これだけ神に近いと、魂はあんまり死ぬとか関係ないのかな?ほんの十数年寝てたみたいな。
体が人間でも狼に乗り移っても問題ないのかも。
面白いとか面白くないとかじ…
どんなふうに感想を書けば良いかわからない。多分一度見ただけでは読み取れない色んな事があると思う。
ラザロはただただ善人。無垢で人の事を悪く思うこともない人に何かを頼まれればなんでもやってあげる。小説…
一言で言うと凄い映画でした。
イタリアの村でポータブルオーディオや携帯電話が初めて世に出る時代になっても、小作人制度の廃止を知らされずに小作人として搾取され続けられていたことがちょっとしたことで発覚…
体制側坊ちゃんと被害者側の純朴な青年のふれあいをもとに育まれる友情物語、または、人間が人間を搾取する社会構造を告発する史実風味の作品かと思いきや。
今作はラザロという風変わりな青年と、その周囲を不…
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