僕はイエス様が嫌いの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

上映館(7館)

「僕はイエス様が嫌い」に投稿された感想・評価

なつみ

なつみの感想・評価

4.0
私自身は信心深い人間ではないし、これから死ぬまでそうだけど、他人の信仰の自由に関しては尊重してるつもり。
宗教って、日々の何気ない暮らしが更にハッピーになるような要素を持ち合わせてるから純粋に良いなと思う。
ただ、見えない者にひたすら祈ったにも関わらず、そういう日常からどんどん大きく外れて一瞬で深い底に落ちていく、そういう絶望的な状況に直面した時に、果たして神様のことを諦めずに信じ続けられるのかな…って懐疑的な気持ちになった。
なんとなくわかってはいたけど、やっぱり信仰って一種の危うさというか、落とし穴のようなものが見え隠れしてしまう
奥山監督自身の体験に基づく作品だという事もあってか、描写がリアルで良かった。
きっと記憶を辿りながら、奥山監督自身が当時感じたであろう物事の違和感だったり、友人や家族、景色などの記憶が練りこまれている様に感じた。この作品を見終わると同時に、監督への理解も深まる。

その他に観て感じた事は
「宗教」をテーマに扱う難しさも個人的に感じた。観る側によっては色々な捉え方ができるなと。

他にも、賛美歌や絶妙に気味が悪い音楽(流星群を観に行くあたり)や事故の音やイエス様を潰す音などがグッと胸に重く伝わってくる感じが恐ろしかった。

鑑賞中
「祈る」という事をするのは人間だけだが
なぜ人は祈るのだろうなど考えてしまっていた。

ユラ君の自然な演技が、この映画を観るにあたって違和感なく世界観に入り込めたのが良かった。

最後のシーンはよくわからない。

総じて観て良かったです。監督の今後の活躍も楽しみ。
不透明

不透明の感想・評価

4.6
あまりにも悲しすぎて全身が崩壊しそうになった、たぶんいまこの世界の理不尽に相対しているタームだからだと思う
mayu

mayuの感想・評価

3.6
私もキリスト教の学校に通っていたから共感できた。毎日お祈りしてても神様はどうにもしてくれないし、つらいこともたくさん起きる
最後の監督のことば…
Ryunosuke

Ryunosukeの感想・評価

3.6
真っ白な雪、無垢な心、そこに生まれる疑心。
イエス様、信じ始めてたのに。
意味無かったね。
そうやって、大人になってきたっけ?
nono

nonoの感想・評価

4.0
地面一面に広がる雪の上を、雪に劣らぬ白さのニワトリがポテポテと歩くカット
色とりどりの4本の縄跳びが真っ白な壁に掛かっているカット
これらはドランを彷彿させたカットだった。

更に、ゆらくんが教室で花を入れ替えるシーンの斜め撮りが私は一番印象に残っていて、この映画でどのシーンが好きだったかと聞かれたら真っ先にこのシーンを挙げていたのだけど、上映後の監督トークショーで、司会の
「自身の一番気に入っているシーンはどこですか?」の問いに、そこだと監督が答えた時は思わず「私もです!!!」って大声あげそうになった

更に更に、今作のパンフの話になった際
「デザインをずっと頼みたかった大島依提亜さんにお願いしたんです。大島さんはドラン作品のパンフレットなんかもデザインされていて....」
これ聞いてまたゾクゾク。
烏滸がましいが直接お話したかったなーー
とても雰囲気のある監督だった
そして私は絶対にまたいつかこの作品を観るでしょう
愚民

愚民の感想・評価

3.8
やりたい事を貫いていてすごく気持ちよかった。
久しぶりに自主映画でおもしろいと思った
構図も綺麗だし、脚本時点で計算されてる感も出てた。
非常に可能性を秘めた監督だな、と思う。
mina10

mina10の感想・評価

3.4
よく分からなかった、というのが正直なところ。でもなんだかモヤモヤして、観賞後悲しいとはまた違う何とも言い難い気持ちになった。
もう一度見たらもう少し理解できるかもしれないと思わされる映画だった。少なくとも嫌いではなかった。
主人公含め皆終始淡々とした演技で、それがあの雪国の雰囲気に合っていたように思う。
下手な感想だけど忘れてた感情思い出した。
雪景色の中の子どもたち。
ごくある風景なのかもしれないけど、登場人物の感情も風景も美しいから映画館なのに空気が澄んでいた。映画館を出て新宿の街に出るといつも忘れて気にしてかった街の臭さに気がついてしまうくらいに澄んでいた。
KingLeo

KingLeoの感想・評価

3.5
ストーリーは正直すげーつまらん。というか嫌いだ。エンタメに振ったとは言ってはいたが。マジでBLモノなのか?ユラのパラノイアなのかと途中まで思っていたが、どうやらファンタジーみたいだった。構成がしっかりしていたので、映画としてはつまらないが最後まで見られる。服装など、細かい所は気になったが、まあいいや。せっかく地方ロケなんだから、基本動線が建物から建物の移動で、屋外シーンが少なく、カット割ったら次のシーンみたいな、もう少し地方ってわかる画も欲しかった。あんなエモさ狙いのどこでも撮れるブランコなんて超どうでもいい。学生時代にこれを撮ったってだけで、いろんな意味で評価に値はするが、次に期待だ。はじめに撮るところをきっちり決めて映画を学んだ人が撮る映画だった。冒頭の千と千尋的な田舎に行く感じ、着いてからのトトロ的な不思議な体験。設定が似ているだけに、もう少し掘り下げて欲しかったが。というくらいに新鮮味は余りないが、どこか懐かしさはある。
基本fixの長回しの画作りはバカのひとつ覚えの様に手持ちで撮る自主が多い中、撮影も監督自身の割には好感が持てる。ただ、時間は経過しているものの、何度も繰り返される同じ画、普通ならフォローしていくところも、余りにstatic過ぎて退屈で眠たくなる。隣はウトウトしていた。監督自身の撮影だし、それが狙いなんだろうけど。たまに出てくる左右非対称の構図、何故かナナメから撮る壁、など画角も相まって、すげー窮屈で見るものに圧迫感を与える。そういう意図なのか知らんけど。始めはこれシンメトリーに対してどこまでも真逆で行くんだろうな。って思ったらそんなことも無く、始めは真横から撮っていた食卓シーンも、最後の方は俯瞰の画になっていたり、監督自身がお気に入りと言っていた花入れ替えるシーンだけは分かりやすくナナメになっていた。白飛びとか気になる点はあったが許容範囲だ。雪の中の鶏が撮れてるだけでOKだ。鶏の件は宗教的なアレなのかな。ドローンが普及して安易にドローン使えるようにはなったが演出として陳腐だ。ドローン使ってんだ。位にしか思えん。やりたいのはわかるが、あれは本当に必要なカットなのだろうか。
fixでの画作りと、そんなに宗教は意識してないとは言ってはいたが、どうしても宗教がチラつくストーリーも相まってユラの気持ちがよく分からない。すごく俯瞰的だ。確かに日本人の子供らしい、神社にお参りや、仏壇にお線香あげたり、クリスマスでターキーだかチキンだか食う辺りはハイブリッドなジャパニーズピーポーだ。
聞けば、子供はエチュード的な演出だったらしい。エチュードの良いところはすごくナチュラルな芝居になっている点だが、監督自身あえてとは言っていたものの、どうしたってもう少し演出してもらいたかった。の割にサッカーボール蹴ってるシーンは監督自身は映画的だとどうたら言ってたが、引きの坂道の時点でアレだ。まあ、そういう映画なんだろう。ある種ドキュメンタリータッチで撮られた唯一の手持ちの遊んでるシーンは今までfixだっただけに活きてはいたし、走るシーンの追い撮りはすげー邦画っぽい。何だあれ、そこは冷めた。ある種実体験かな?って思っていたら、やはり着想しているらしい。
これはもしかしたら海外の方がウケるかもしれない。不思議なジャパニーズにも見えるし、脚本もそのまま海外でいけそうだ。セリフが英語版はどんな感じに訳されてんだろう?英語の方がすんなり入って来そうだ。気になる。監督はNY帰りらしい。映画でNYかあ!良いなあ
どうせなら英語のタイトルも邦題並みのインパクトを持たせて貰いたかった。I hate fucking jesus.くらいにして、物議を醸し出してもらいたかった。jesusだったらきっと見てない。jesusかあ、jesusな