一見すると変哲もないモノクロ映画。だけど、味わいのあるコントラストの美しい映像、感情の機微を感じさせるストーリーに、なんて深みのある映画なんだろうと思った。もっと大人になってから、観返したら違った視…
>>続きを読むわたしには難しかった。でも白黒で切り取られるシーンが美しく、静かな映画だった。
本当は欲しくなかったと吐き出した彼女の気持ちもわかるけれど、死産のシーンは本当に悲しかった。フェルミンがクズすぎたし、…
映像が本当に美しい。
どの一編切り取っても
額に飾られた写真のようでした。
オープニングの床と水と泡の
繰り返しと空の映り込みだけで
遥かな空と母なる海を想像するような
ドラマチックな映像。
エ…
淡々と進んでいく、ドキュメントみたい
私が男はつらいよを見て、懐かしくなる感覚と同じで
この映画の時代や場所を生きて来た人達が見たら、懐かしさ感じるのかなぁと。
そんな生活のリアルさに拘って作って…
「何と言われようと、私たち女性はいつも孤独」
これ、白黒映画だけど、白黒映画じゃない。
昔の映画と比べてみればいい。
解像度の違いは如何ほどか。
情報量の違いも如何ほどか。
この白黒の画素の粒立…
このレビューはネタバレを含みます
1970年代のメキシコでの白人家族と家政婦と変化する社会情勢を描いている。
見え方、感じ方が何通りにもある映画だと思う。
男に翻弄された二人の女性は家政婦と雇用主ではあるけれどそれを超えた絆のよう…