『ヴィレッジ』が藤井道人作品の初鑑賞でした、本作『新聞記者』はだいぶ前から物議を醸した事も含めてずっと気になってた作品ですね。
藤井道人さんの作品は『ヴィレッジ』だけで判断するとそこに行けば何でも…
"僕の実名を出してください。"
"君なら…。自分の父親にどっちを選択してほしい?"
by 杉原
僕らは、国家に囚われた羊なのか?
"正義"。それは、誰にとってのなのか。
何に護られ、何から護られて…
こんなところに踏み込んでしまうのね、よくつくりました、と言いたくなる。
消えた命か、生まれる命か。
自分が浸かる小さな幸か、とらえきれないほど大きな使命か。
静かに、それでも張り詰めた空気が描かれ…
「この国の民主主義は形だけでいい」
国を守ろうとしているだけなのに、
国に心も体も殺されるという不条理
素晴らしかった。。
ラストの含みもまた、考察したくなる
いつから人間は偽る事を覚えたんだろ…
ここまで切り込むんだな
1人の人間が背負うには重すぎる
特に内部にいるものは
正義を突き進むだけが許されないのが
(悪者扱い)
きっとずっと重いんだろうな
強そうに見えた戸田さんもまた
弱…
演出と演技がすごい作品でした
実際の事件を元にしているからこそ、めっちゃ怖く感じる
陰鬱な政府側と、キラキラ、鮮やかな記者の対比がはっきりしていて、、、
こっち側の見方もある、別の見方もある、…
邦画で今私が最も好きな藤井監督の映画。
今作も痺れるくらい重厚で、卓越した美しい映像技術、魅せ方が光る。
今作は、日本のメディア報道のモラルを問う作品で、他国と比べても圧倒的に自国を責めない守りの…
役者がすごい。
これを観た後にNetflixのドラマ版を観るとそっちも映像、カメラ、脚本、監督、役者が凄いのでどちらの凄さも感じられる。
Netflixのドラマの方は予算の違いでこんなに「つくるもの…
©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ