『女性の中に内面化された差別意識』
映画の冒頭、物語の主人公であるペトルーニャが冬の間使われなくなった水の無いプールの底に佇んで何かを訴えるようにこちらを見つめいる。
荒れ果てたプールとBGMの…
北マケドニアという未知の地における日本と共通する課題。伝統的な祭における男性中心主義と、女性が年齢に応じて職を失う社会。自らの領域を侵したと嘯く男どもからの暴力にまで晒される中での知力と忍耐を活かし…
>>続きを読む北マケドニアの田舎街を舞台に、大学を卒業しながらも就職先が見つからずウェイトレスをしている30歳を過ぎた女性が、東方正教の神現祭での女子禁制の行事に参加したことで引き起こる騒動を描いた、テオナ・スト…
>>続きを読む北マケドニアの作品。
女性禁制のキリスト正教の十字架争奪戦の儀式(日本の福男選びみたい)で女性のぺトルーニャが十字架を取って優勝してしまうという実際に起きた出来事を題材に選んでいる。
宗教や習慣、…
2作連続で女性監督作品。
本当はこんなことを書かなくてもいいような性意識が自分に醸成されればいいのだが。
こちらも宇多丸さんのラジオで紹介されてて気になったやつです。偶然の選択で、女性差別を扱ったよ…
旧ユーゴスラビア圏の北マケドニア。ペトルーニャという平凡なアラサー女性が祭りの中で女性が犯してはならない「罪」を犯したということで大騒ぎになる。東欧の小国を舞台にしていること自体が珍しく、古い風習や…
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