1958年から1962年アルジェリアがフランスからの独立を目指して戦う中、永世中立国スイスのジュネーブでのスパイ戦を描いたゴダールの作品。1960年88分。
主人公の独白が、見る小説のよう。
ただ…
西欧の歴史的背景がきちんとわからないと状況や主演二人の言葉の意味を理解するのが難しかった。しかも言ってることがすごく私的な哲学。
あとからアルジェリア戦争のことを調べてからラスト15分ほどを見返して…
このレビューはネタバレを含みます
帰りのフライトで鑑賞。(初)
アンナ・カリーナのゴダール長編デビュー
さすがに綺麗すぎた。髪を振るシーンが素晴らしすぎた。
どうやら戦争問題を扱っていたり、拷問のシーンがあったりで一度映倫に止めら…
【】
ゴダールの劇映画はそんなに得意ではない。『ザ・キラー』がメルヴィルをやろうとして饒舌すぎるダメダメさがあったのだが、やるならゴダールの回想システムを引用すべきだったなと思う。撮影コスト高い、暴…
モノローグで淡々と進む。あっさりしていてかっこいい。低予算で、普通のジュネーブの市街でスパイアクションをやり切る。カットを割ることすら面倒くさそうな高速パンでの疑似切り返しには笑った。60年代ゴダー…
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