【泥舟から神を渇望し見捨てられ】
ノーベル文学賞受賞作家ハリー・マーティンソンの代表作の映画化『ANIARA アニアーラ』がAmazon Prime Videoにて配信されていたので観た。これが「今…
絶望と厭世に満ち満ちた、美しくも恐ろしいデカダンスSFです。
限られた状況下に生きる人々の運命が、時に生々しく淡々と描かれております。
派手な描写もなくバランスの良い構成とも思えませんが、観終わった…
このレビューはネタバレを含みます
あんな都市みたいな宇宙船を飛ばすことができて、わずか2週間で火星へ行けるなんてファンタジーな設定だなあ…と思って見ていたのだが、船が制御不能になってからは、数年や数十年で偶然天体に遭遇できるわけもな…
>>続きを読む北欧のSF→キワモノ、といった印象を持ってしまう。途中でカルト宗教の乱交の場面が少しどぎついものの、基本的には静かな映画。低予算なのかもしれないが陳腐さは感じなかったし作り込まれたアニアーラ号は結構…
>>続きを読む火星へ移住するために出発した宇宙船アニアーラが制御不能となったなかで、乗船している人達がどうなるかを描いた話。
宇宙船という限られたスペースで徐々に皆おかしくなる。希望と諦めを繰り返し見せつけてき…
このレビューはネタバレを含みます
106分が、ビックリするほど長く感じた。
つまらないとかではなく、ただただ静か。
(以下、殴り書きです💧)
『土足禁止』のところは何故か観たことがあった…
MIMAは人工知能とかじゃないの…?
…
人間は、そして全ての地球上の生物にとって、やはり地球以外に最適な楽園はないことを分かるべきであろう。単に生命を維持するだけの宇宙船に居ることが、どれだけの苦痛であるのか。寧ろAIの方が先に理解する。…
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