一寸先は闇に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『一寸先は闇』に投稿された感想・評価

「一寸先は闇」

1971年製作のクロード・シャブロルが監督したサスペンス映画である。

ヌーベルバーグを代表する監督の1人であるシャブロルが描き出す、罪との葛藤。

物語は友人の妻と不倫する男。し…

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ムチコ

ムチコの感想・評価

4.5
面白いなー。オレンジの部屋、ねずみ。冒頭のあらわにならない女、あらわになってるのに解くことを許されない罪。サスペンスらしさのないサスペンス。

『女の中にいる他人』も見返したい。
moku

mokuの感想・評価

4.5

メチャクチャ面白かった。
すっかり忘れてた同原作の成瀬「女の中にいる他人」も見直したけど、内容はほぼ同じでも、観終わって「あそこ最高だったよね!」って話した所は シャブロルだけの演出だったりしました…

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oekoju

oekojuの感想・評価

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友人の妻である愛人にSの役割を与えられたら眠っていた能力を引き出されてしまった男シャルルの天然「罪と罰」。

「し、死んでる!?」シーンを丸々カットでまるでスタイリッシュなオープニング。
しかし汗!…

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地味な映画であればあるほどシャブロルの通俗的な仕掛けは薄まり、倫理観や一般的な正しさから外れたシャブロル特有(おそらく天然)の歪さは逆に際だつので、これくらいの沸き立たない程度の温度で撮られたサスペ…

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kohei

koheiの感想・評価

3.9
ずっとミシェル・ブーケに騙されてるような感じがしてたんだけど、問題はそこじゃなかったみたい。印象に残る画がおおい。

ーー新文芸坐シネマテーク クロードシャブロル特集
Panierz

Panierzの感想・評価

3.6

罪を告白してるのに罪が認められない、自首しに行こうとしてるのに自首しに行かせてもらえない、というところには少しブニュエルを感じながらも諧謔にはならず、罪の意識やモラルとの葛藤、あるいは個とシステムの…

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IkuoKomiya

IkuoKomiyaの感想・評価

4.1

親友の妻を不倫の果てに絞殺してしまった男。警察の捜査の対象とはならず、秘密を抱えたまま一人の父親としての日常に戻る。物語は成瀬巳喜男監督の1966年作「女の中にいる他人」と同じ原作による物。実は同じ…

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ゆ

ゆの感想・評価

4.2

道徳、信念、美しさ、狂気。
現実か虚構か。
あらゆるものが行き交い倒錯する。
気がつかぬうちに観るものは突きつけられ試される心理サスペンス。
ブルジョワの趣味の良い部屋、趣味の良い着こなし、趣味の良…

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→パッケージのデザインさいこー!
罪悪感にさいなまれるどころか自虐の快感に浸りはじめるミシェルブーケ。裁きですら妻に甘える図々しさが羨ましい。メイドだけどやたら仲の良い黒人の女の子とか謎のキャスト、…

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