YIDFF'19では満員で観られなかったので、2年越しの初鑑賞。
序盤のサイケデリックに水面付近をさまよう映像はまるで「2001年宇宙の旅」だし、監督自らがデザインした音響も心地いい。牛みたいな耳障…
これはやばい。
やばいもんを見た。
もうそれが、率直な感想。
あと、後半、水中酔いした。
カメラワークというより、ほんとに水中で波に揺られるような感覚で酔った。
それをふまえていただいて、以下…
生半可では理解できないとの前情報から恐る恐るみたけれど・・・
見事に考察迷子。
水中の中からの撮影多かったのは、
古代の生け贄とされた人々の見ていた視点?
現在セノーテの近くに住んでいる人々を映し…
水中に溺れているような感覚の映像と音
冥界につながるとされた泉「セノーテ」には、古より雨乞いのために生贄が捧げられたらしい
生贄となった少女の亡霊と思われる声が映像に被せられるのはあまりに恣意的…
すごいトリップ体験ができる映画だった。
闇と光と水、人と自然とカメラが作り出す映像と音のおもしろさ、美しさ、怖さ。前後不覚、重力さえ感じさせない水中が宇宙のように感じられたかと思うと、水中の気泡が上…
2021.1.28 ユーロスペース #15
独特な鑑賞体験だったと思ったら、翌日の『鉱』を見るときの予告でまさにそのことが推されていた。
ロバなのか羊なのか、劇中で3回ほど鳴り響く動物の鳴き声で身…
(C)Oda kaori