勝手に逃げろ/人生に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「勝手に逃げろ/人生」に投稿された感想・評価

高野順

高野順の感想・評価

4.5
 柔らかな自然光に包まれながらも微細な緊張感が画面を覆っている不思議な素晴らしい映画。常に苛烈さを画面に出してきたゴダールの円熟を感じる。しかしながらゴダール、女好きだな笑と強く思った。
豚肉丸

豚肉丸の感想・評価

4.1

ゴダールと名乗る映画監督の男は彼女から別れを切り出され、前の妻と娘との関係も良好では無い。そして男の彼女は田舎に引っ越そうとする...というお話

まさに『パッション』などへと続くゴダール後期の作風…

>>続きを読む
半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.2

商業映画復帰作なのに主人公の名前がまんまゴダールだったり、妻子との生活が上手くいっていないことを描くという自伝要素をはらんでいたりと人を食ったような構成が相変わらずゴダールらしい作品。でも脚本にカリ…

>>続きを読む
音も、物語も、映像も、会話もすべてバラバラに錯綜しつつ溶け合うような映画。顔のアップが印象に残る
伊原

伊原の感想・評価

5.0
ナタリー・バイにラブレター書こうかな
ラストシーンで急にオーケストラが出てくるところ、おもしろさとかっこよさを両立しててやばいな
iszka

iszkaの感想・評価

4.5

(相対的に)わかりやすく、
狂気と清々しさを兼ね備えており、
かなり好きなゴダール

だがこれを商業映画とする感覚は、
理解できない。

撮影、編集、音楽の使い方、、、
やはり変態である。

気持ち…

>>続きを読む
taka

takaの感想・評価

4.9
『勝手に逃げろ/人生』を観た。はじめてだ、ゴダールを観て清々しい気持ちになったのは。蓮實重彥がゴダールは優雅である、と言っていたのを思い出す。自由でなくとも常に優雅でありたいよ。

演出の暴力性が如実に、かつシニカルに、かつ隠蔽性を開示するかのように、描かれていた。

娼婦の何気ない内部の会話ややり取りに、容赦のない音やポスターの意味や男の情欲という外部があたかも必然的に介入し…

>>続きを読む
矢吹

矢吹の感想・評価

4.1

タイトル大好きでずっと見たくてさ

「天国に入れますか?
いい知らせと悪い知らせがある
いい知らせから
天国に入れる
悪い知らせは?
次の水曜日に入ってもらわないといけない」
俺のベスト「いい知らせ…

>>続きを読む
西東京

西東京の感想・評価

4.2

音と映像が乖離するスローはバカバカしくてかなり笑える。女がビンタされたと思ったらピコピコテクノ流れてF1レーサーが駅にピットイン、その後の列車の通過まで怒涛の連なりで爆笑した。なんなんだマジで。ボー…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事