【自分史上最も悲しく最も切ないホラー映画】
名優アンソニー・ホプキンスが認知症の父親を演じ、「羊たちの沈黙」以来、2度目のアカデミー主演男優賞を受賞。老いによる喪失と親子の揺れる絆を、記憶と時間が混…
イギリスの戯曲を映画化。戯曲作者本人が監督と脚本も務めているだけあって素晴らしい演出。
認知症を取り扱う作品は色々観たけど、本作の視点は物忘れの自覚のないアンソニー本人の目線。
自覚がないから自分…
すでに説明されている通り、認知症の父親が見る世界を追体験する作品。
ストーリーらしきストーリーはなく、物語が進んでいくほどに誰の言葉も置かれている状況も、自分自身すらも信じられなくなっていく。アンソ…
室内劇と見せかけて時空間をガンガン撹乱していく試みが面白い。今ここをとうに見失った父親が、そうとは気づかず腕時計だけをずっと探している残酷さ。「信頼できない語り手」としての認知症。『さよならを教えて…
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