ライブハウス火災事故で負傷した人々が、運ばれた病院で次々と不可解な死を遂げた。真相を追うジャーナリストたちは、やがて医療行政の巨大な腐敗に直面することとなる。
序盤、実際の火災の映像が流れるのだが、…
「コレクティブ」というライブハウスで起きた火災を発端に、ルーマニア政府の根深い腐敗が露呈していく。
仕組みを変えたり新たに作っていくことって、本当に大変なことだと思う。でも、未来を見据えるととって…
ルーマニアのライブハウス「コレクティブ」で起きた火災をきっかけに、政府と医療業界の癒着が明らかになるドキュメンタリー。
ジャーナリストが国家の陰謀に迫る作品は「記者たち」「スポットライト」が記憶に…
よくライブハウスに行く人間なのであの映像は本当に恐ろしかった。
ルーマニアの政治ってこんなに腐ってるのか、、、、と思いつつ、日本だって変わらんよなと思った。
「僕がしたことは何か残るのかな」
この一…
国家は、様々な利権を守るために、あの手この手を使って都合の悪いことをひた隠しにする。巨大な組織はよほどのことがない限り続く。自らが責任を取らずともよかろう。組織の陰に隠れ、時が過ぎるのを待つ。質問に…
>>続きを読むライブハウスの事件は知ってても、その後の事は知らず、むしろ色々と明るみに出てくる国家レベルの闇。チャウシェスク政権下でも酷かったと聞くが、畢竟するに腐敗などは主義ではなく人の行動に尽きるのだなぁと。…
>>続きを読むライブハウスの火災事故に始まり、収容する病院で起きる院内感染と二次三次被害。希釈された消毒液は正に機能不全な病院と政治腐敗の象徴。嘘のような本当の悪夢。「無関心が人を殺す」は臓腑に響く言霊だったが、…
>>続きを読むルーマニアでのノンフィクションドキュメント映画ということですが、
きっととても腐敗した政権だし国のあり方が違うから……
と、対岸の火事的な見方は全然出来なくて、むしろ最近の日本の悲しいくらい残念な政…
このレビューはネタバレを含みます
すごい。本当にドキュメンタリーなのか疑いたくなってしまったほどに、撮れている。絶望感。エンディングの唐突な終わり方もよかった。
欲を言うならば、守旧派にもインタビューし、既得権益で甘い汁を吸っていた…
©Alexander Nanau Production, HBO Europe, Samsa Film 2019