「俺にできるのは 謝るだけ」
撮影当時33歳のジャック・ニコルソンが年相応に見えないロードムービー。姉よりも老けて見える。
ただ、目的も目標も、これといった夢もなく、ただ何となく日々を生きて…
とにかくエンディングが衝撃的で忘れられない映画。初見時はほぼ娯楽映画しか見ていなかったこともあって、こんな終わり方があっていいのかと感じた。
哀れながらも憎めない主人公を演じたジャック・ニコルソン…
音楽一家に生まれながら自堕落な生活を送っていた主人公が、妊娠した恋人を捨てて認知症の父親に会いに行く話。アメリカン・ニューシネマを代表する作品のひとつ。まぁ最低最低って感じだけど、これも70年代に観…
>>続きを読む若さに甘えて自分勝手な自由を謳歌する主人公。若い頃に観ていたら共感できていたかもしれないが、今観ると痛々しさで胸が苦しくなってしまう。
才能はいつか必ず枯渇する。歳をとってその事に気づいた時には虚し…
音楽一家に生まれた主人公が、自分の居場所を探し求める物語。彼は音楽の才能を持ちながらも、石油採掘場で働く生活を選ぶ。同棲中の彼女とは結婚の約束をしているわけでもない。朝から酒を飲んだり、女と遊んだり…
>>続きを読むなんかめっちゃ陰鬱な気分になった笑
ボビーとレイみたいなカップルはみているだけで気が滅入る。
ボビーがとにかくめちゃくちゃで迷惑な人間だけど、彼自身もその自覚があるということが終盤にわかって、それ…
ボビーは決して捨て鉢な訳ではない。自分をどうしても愛せなくて、心の拠り所を探しても見つからなくて、苦しくて苦しくてもがいている。心の奥底を吐き出せるのは会話の出来ない父親だけで、その本心に対しての向…
>>続きを読む現実からずーっと逃げている男の話。
ラストもちゃんとクズだった。
今では考えられないエンディング。
そこが素晴らしい。ジャックニコルソンの中でも特に好きな映画の一つ。カレンブラックの演技も良かった。…