若い日に見た時の状況もあり、点数が甘いかもしれない。でも、ボブ・ラフェルソンにとっても、アメリカンニューシネマにとっても、この作品が最高傑作なんじゃないのかなあ。
ここではないどこか、を常に求め続…
皮肉と比喩そしてこのラスト
アメリカン・ニューシネマの魅力が多く詰まった映画でした。
ジャック・ニコルソンの雰囲気がこの映画にマッチしてるように思います。良い家の育ちながらそれを感じさせないミステ…
名家に生まれながらその堅苦しさに嫌気がさし、自由奔放な生き方を選んだボビー。
刹那的な彼の行き方は危なっかしくて、一番近くにいる人も傷付けてしまう。
一人は好きだけど独りは嫌い。私にはそんな風に見え…
銀世界のアラスカの写真を見て「真っ白だから清潔っぽい」と出発するの短絡的にはちがいないけど、そのくらいのエンジン搭載してた方がずっといい。逃げ回るためじゃなくて能動的に行きたい・住みたいと思える場所…
>>続きを読む「俺がいるとそこが悪くなる。」
ボビーは家族も仕事も愛せない。彼はどこにも居場所を見つけられず、仕事や住処を転々としている。こういう所がニューシネマらしい。
一般的にみればクズなボビーに共感してし…
【第43回アカデミー賞 作品賞他全4部門ノミネート】
ジャック・ニコルソン主演、アメリカン・ニューシネマを代表する一作。ゴールデングローブ賞では助演女優賞(カレン・ブラック)を受賞、アカデミー賞では…