Netflixよくあるマッチ度99%💦
それに乗った訳でなく、台湾映画は観たくなるし、G作品はどこの国でも興味深々ですから💕
監督の経験を基にしたパーソナルストーリー。当事者だからこその想い、熱い感情が迸る。
台湾版『ブエノスアイレス』であり、はたまた『ブロークバック・マウンテン』であり、『君の名前で僕を呼んで』に対抗する作品になるだろう💫
1987年、長きに渡った戒厳令が解除された直後の台湾。
台北にある規律の厳しいミッション系の高校3年のアハンは“バーディ"と呼ばれる変わり者の転校生バードと出会う。
"バーディ"とは本名の発音に似てるのと、いつでも自由に飛んで行きそうな雰囲気と、アラン・パーカーの映画『バーディ』(1984)で高校時代の親友、変わり者のバーディ(マシュー・モディーン)とアル(ニコラス・ケイジ)の物語のバーディからそう呼ばれていた。
お互い惹かれ合うまま常に行動を共にしていたが、いくら戒厳令が解けたとて"同性愛は造反行為"と言われていた国で容易く受け入れられるわけもない。
社会の偏見の中、親の期待がかかる大学受験も控え、バーディはある時からアハンを避けて行く...
敢えて1年の女子と付き合ってる素振りまで見せる。
アハンは自分たちの性に正直になりたいが、バーディの方が世間体を気にしての行動を取る。それは真面目でお堅い家のアハンのことを思ってだったが...
必見もののシャワー🚿のシーンのほか、イケメン2人の絡み、ずっと観ていたい🥺
そして、今作は電話☎️のシーンが効果的に活きている。
ポケベル📟の時代。公衆電話...あ〜切ない💕
アハンは神父を頼り悩みを相談していた。
時が移り、アハンは中年になり、神父の墓参りをする。そしてバーディと再会するシーンが...
台湾のゲイヒストリーを覗ける貴重な作品。
ちなみに、アハン役のエドワード・チェンは本国で"小金城武"と言われているそう。
30年後のアハン役は台湾のベテラン俳優レコン・ダイが良い雰囲気で現れる。
私はバーディ役ツェン・ジンホアの今後が気になるかな?