“神よ、あなたはどこ。”
1995年ボスニア紛争最中で実際に起こったスレブレニツァの虐殺を、国連職員であり、二人の息子の母親アイダの目線で実際に体験させられる恐ろしい作品。後半は視聴者も震えが止ま…
2万人の避難民が基地に押し寄せる光景や、避難民を取り囲む装甲車、武器を持った暴力的な兵士、なすすべなく連れて行かれる避難民、強烈な差別意識。残酷な行為とものすごく晴れた夏の青空のコントラストが恐ろし…
>>続きを読む原題『Quo Vadis, Aida?』 (2020)
監督・脚本 : ヤスミラ・ジュバニッチ
撮影 : クリスティーネ・A・マイヤー
編集 : ヤロスワフ・カミンスキ
音楽 : アントニー・ラザ…
このレビューはネタバレを含みます
重い…
最後の学校のシーンは流石に映画的演出だと信じたいけど、それでも隣人同士が殺し合いをしたという旧ユーゴスラビア紛争を端的に表していて、それでいて息子たちを殺したセルビア人たちとの共存を子どもた…
パレスチナ問題やウクライナ侵攻が行われてるからこそ、いま観るべき作品。
1995年、ボスニア・ヘルツェゴビナの端にある町、スレブレニツァが武装したセルビア人勢力によって占拠され、2万5000人に及…
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