親愛なる同志たちへに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『親愛なる同志たちへ』に投稿された感想・評価

シルベスター・スタローン&カート・ラッセル共演『デッドフォール』の監督アンドレイ・コンチャロフスキーが祖国ロシアで監督したロシア映画。

1962年にソ連の産業都市の工場で勃発したストライキを鎮圧す…

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 れっきとした共産党員で、スターリン信奉者である女性主人公の存在が、彼女の抱える内面の矛盾や苦悩を浮き彫りにしている。『アイダよ、何処へ?』にも共通するこうしたキャラクター造形は、社会問題に対して当…

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Yoshiharu

Yoshiharuの感想・評価

3.5

スターリン批判をしたフルシチョフだけどハンガリーをねじ伏せた奴だから、この行動もありうるかと思っていたら、どうやらこの騒動は現場の暴走だったようだ。
ただ、情報操作や隠蔽は半端なく今にも通じるところ…

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mom

momの感想・評価

3.0

人の口に戸を立てようとする同士たちが怖い。

日本の政治もよく分からないのに、ロシアの政治が分かるわけがない。
でも今の世界情勢を見るに、昔も今もあまり変わってはいないのかな。

信じる力って怖いね…

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1962年、旧ソ連南部の町で非武装の労働者らの抗議活動が暴力的に鎮圧された事件(KGBの公式発表では死者26人、負傷者数十人、逮捕者数百人、処刑7人)。
旧ソ連崩壊後の1992年まで30年間にわたっ…

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tatsuo

tatsuoの感想・評価

3.8

それぞれ立場の違う母と娘。
何を信じればイイのか、立場と娘への愛から感情が複雑になる母がどこか醜くあった。
今時世界でもあまり観ることができないモノクロ・スタンダード。しかしモノクロのデジタル撮影ほ…

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国家と自分を同一化していたお母さんは娘が反体制のストライキの末に行方不明になった時、どのように身を振るのか…。ソ連がどうとかの前にまず人間自体がいい加減で自分勝手な生き物なんだぞということを、冷徹さ…

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igoo

igooの感想・評価

3.6

『親愛なる同志たちへ』('20露)観た。’62に起きた労働者階級のストライキに対し政府側が銃乱射して大勢虐殺した事件の話し。ソ連崩壊まで隠蔽されてたらしい。市政委員の母親vs工場労働者の娘、ストライ…

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「スターリン時代は良かった」とかフルシチョフと比べて言うのは自由だが、スターリンって大虐殺者ですから、その時点でもう無理。もっと歴史に向き合おうよ。
観たことを後悔し、それでも最後まで観てしまう性格…

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何を信じていいのか、誰が味方かさえも分からない国。全員逮捕だと喚いた割に娘に火の粉が及べば隠す有り様。
誰も信義の心など無い。

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