ごめんなさい、他の作業しながら流し目で見たので、真面目には見てません。でも当時のロシア市民の考えてることや生活状況が垣間見れて、とても興味深かった。モノクロだけど、川に入る母親の姿がなぜか印象的だっ…
>>続きを読むロシアのウクライナ侵攻が膠着状態、国境を接する日本も他人事では無い。北方領土の兵士がウクライナへ行っても、ロシア艦隊は津軽海峡の領海侵犯を繰り返す。私は学生の頃からロシア文学を嗜み、ある意味親ロシア…
>>続きを読む一度ぶっこわしてやり直せばいい
もはや90歳近い巨匠コンチャロフスキー演出とだけあって古臭さ満載の昭和キネマであったがチャラい手法が一切ない分王道的で硬派な作品に仕上がっている。主導者次第で良い方…
「共産主義以外に何を信じればいいの?」と言ってしまうほどにそれに染められた女性党員。ストライキデモに参加した娘は行方不明に。
体制の中で誰もが疑問を感じながらもそれぞれの役目を果たすべく動き続ける…
第77回ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞。
アンドレイ・コンチャロフスキー監督作。
傑作『映写技師は見ていた』(1991)では独裁者スターリンの恐怖政治を一人の映写技師の視点で描き切ったロシアの名…
このレビューはネタバレを含みます
娘の安否が分からず誰にもどこにも助けを求められず、自力で探さなければならない、自信も共産党員の母親。
こんな理解不能な虐殺があったのだと思うと驚きと共に怒りが込み上げる。
この母親の苛立ちや悲しみが…
1962年ソ連で起きたノヴォチェルカッスク虐殺事件を描いた作品。凄惨な事件を引き起こし全てを隠ぺいする流れが国家目線で描かれるのが印象的。決定打があるわけでなく、起こるべくして起こった冷徹な空気に恐…
>>続きを読むフルシチョフが政権握っているころのソ連で起きたノヴォチェルカッスク虐殺が題材のエンタメ映画。
スタンダードサイズのモノクロで、画作り、撮影に凝ってて、映像がめちゃきれい。
•食糧難になりはじめたころ…
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