ディストピアに違いないのに、すぐそこにある現実と重なる恐怖。そして現実は無慈悲であるという正論の恐怖。
そんな絶望的な内容なのに緊張感とともに食い入るように見てしまう。
賛否両論だろうが様々な映…
なんの資料も見もせずに試写を鑑賞し始めて、後半で(ミシェル・フランコの『父の秘密』みたいな雰囲気だなー)と思っていたら、本当に監督がミシェル・フランコでビックリした。厭映画のマエストロであり偏執狂。…
>>続きを読むわけわからない、なになになんなの?そんな感じで突然暴徒と化した貧困層にすべて奪われ、気がついたら軍事独裁政権の下に動く兵士に犯され、なにがなんだかわからないまま..そんな足元がフワフワする地獄体験が…
>>続きを読むメキシコのミシェル・フランコ監督による、貧富格差がもたらすディストピア。
ヴェネツィア国際映画祭で審査員大賞を受賞。
緑のペンキ(メキシコの国旗の1色)が不気味な、嫌〜な予感のオープニング。
一転…
私は前情報を一切入れないで見て主人公と共に翻弄され、十分に映画に蹂躙されたので、それを感じていただくのも一興です。
”父の秘密”、”母という名の女”などの、Michael Francoの2020年…
トロント国際映画祭にて。
これまでのミシェル・フランコ監督作の中ではちょっと毛色が違うというか、地獄っぷりが突き抜けている。
格差社会がもたらす惨劇、人間や社会の嫌な部分酷い部分という根底は同じで…
(C) 2020 Lo que algunos soñaron S.A. de C.V., Les Films d’Ici