戦争や原爆開発などの重たいテーマでありながら、映像、音楽が美しく、戦時下の暗い時代であっても、未来を信じ、懸命に生き抜く人々を象徴しているかのように感じました。
また、戦時下において、それぞれが自…
どんな気持ちになるのか、冷静に鑑賞できるか、不安しかありませんでした。ところが、見始めると自然とフミさんに感情移入している自分がいました。柳楽優弥さん演じる研究者の仲間たちにもそれぞれ親御さんがいて…
>>続きを読む田中裕子さんと三浦春馬さんの母子のシーンが秀逸でした。
少ない台詞や無言であるにも関わらず互いを想う気持ちが痛い程に伝わってきて切なかった。二人の表情が素晴らしいです。
また、二人の息子に渡したおに…
劇場編集版。
太平洋戦争中、日本の核開発の一翼を担った京大物理学研究室の物語。
去年放送されたNHKのドラマ版とは、だいぶ印象が異なる。
冒頭とラストにあった現在の広島のシーンはカットされ、柳楽優弥…
戦争映画でもあるが、それ以上に青春映画でもあるように思った。若者が熱中し、もがき追い求める姿は現代と変わらないのかもしれない。それを見守り、未来へ繋げようとする、國村隼さんの演技はとても良かった。ま…
>>続きを読む修や裕之の兄弟の背景などキャラクターの設定がかなり詳しくノベライズ本には書いてあるので、読んでから本作を見ると涙がとまらないことになる。
あるシーンの葉山さんの演技に涙が止まらなくて周りの迷惑になら…
テレビで放映されたタイミングでも観たけど、映画館だと自然の青や緑の映え方が全然違って、よりそれぞれの人の心の葛藤の暗さと相反していたように思う。風立ちぬと同じようなザワザワ感。三浦春馬さんが言うから…
>>続きを読む科学の進歩から暴走への転換期
当初、ナチスドイツへの対抗としてアメリカでも開発が進められた原子核爆弾。
アメリカが始めれば日本も当然続く形となる。
この科学競争は45年8月、広島長崎の悲劇を以てア…
このレビューはネタバレを含みます
©2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ